シルバーからダイヤモンドまでレートが安定しない男、みそじです。
今回は私が一番プレイしていたFPSゲーム「オーバーウォッチ」のランクマッチ魔境脱出攻略記事を投稿します。
プラチナまでを想定しているので、それより上のレートの方はむしろ私が教えていただきたい(汗
魔境を通り越して魔界レートとよばれるシルバー、ゴールドで燻っている人たちはこれを実践すればすぐプラチナまでいけます!
FPS初心者の私がシルバーまで落ちても、プラチナまではすぐにレートがもどります。魔境脱出のプロと呼んでくれても構いません(何度も魔境に入る時点でクソ雑魚ですが)
エイムとか立ち回りなんてFPSをやりこんでいる人達から見たらゴミ。それでもプラチナまではいけるんです。
「自分はもっと上のレートだったのに、元に戻せなくて困ってる」
なんて人は特に見て欲しい。
というわけで「誰でもプラチナにいけるオーバーウォッチ講座」はじまります!
魔境脱出するためにはこのキャラクターがオススメ?
「魔境を脱出するためにはどんなキャラクターを使えばいいですか?」
という質問はかなりの頻度で見かけます。
それに関する私なりの答えは・・・そんなものはないです!
固定ピックはPTを組んだ上級者向けです。魔境を脱出したい弱者がやるべきことではありません。
魔境脱出するためにまずやるべきことは、相手の構成をみて適切なカウンターキャラを用意できるかです。少なくとも「タンク」「ヒール」はどちらも2キャラ以上使えるようになっておきましょう。DPS(アタッカー)はすぐ埋まるのでこの2つのロールが余りがちになります。
低レートで勝利する上で一番障害になるのは「バスティオン」「ジャンクラット」「ファラ」などの、対処方法を知らないと一方的に負けるキャラクター達。
「バスティオン」はDPSが対処するしかありません。ゲンジの木の葉返し・トレーサーのパルスボムなどで対処しましょう。タンクは不用意に射線に入らないこと、バリアを壊されて一瞬で死にます。
「ジャンクラット」は狭い空間での最強キャラクターです。一発が重いのでヒーラーは常にグレネードの挙動に注意。遠距離での精密射撃は苦手なので、ファラで爆撃することをすすめます。
「ファラ」はDPSだけに対処させるのはやめましょう。こちらもDVAやゼニヤッタなどでダメージを与えて、フリーにさせないことが大事
マップのセオリーはレートで変化する
レートを上げるために、上手い人の動画をみて実践するのは悪いことではありません。チョークポイント(有利ポジション)の把握や、プロの戦術を自分で実践してみるのは向上心の溢れる素晴らしいことです。
ところがその試みは大抵は上手くいきません。なぜでしょうか?
それは味方がその行動に合わせられないからです。ランクマッチはレートが500変わると別のゲームといっても過言ではありません。
レートが500落ちたら違うゲームだと思って戦術を変えましょう。
一番わかりやすいのは「キングスロウ」のA地点

キングスロウのAは取られやすく、防衛側はレートが上がるほど後ろの位置でラインを形成します。ですがレートが下がるほど前にラインを形成してしまいます。
本来であれば教会の上からスナイプしてくるウィドウが怖いので、後ろに下がるべきですがレートが低いとそこまでやってくれません。攻撃側になったとき、ウィドウをだしたら味方に「砂なんていらねぇんだよ!」と文句言われる可能性も高いです。
セオリーを知るのはいいですが、まずは味方と合わせるのを優先しましょう。この戦法で勝てないと思ったら、味方に集合コールをかけるなりして、味方の行動をコントロールすることをオススメします。
キャラクターはどんどん変えていこう
DPS(アタッカー)はオーバーウォッチの花形といえるロールです。
タンクやヒーラーと違い、単独でも活躍できますし、何より沢山のキャラクターがいるのでなかなかピックできない!と思うことが多々あります(苦笑
ただし、DPSは人気に反してかなり難しいロールでもあります。
DPSはエイム力等のプレイヤースキルのほかにも、相手チームに合わせたキャラクターを変えていく必要があるからです。
わかりやすいのが「ゲンジ」と「ウィストン」でしょうか?
ゲンジの木の葉返しはウィストンの電撃に対しては意味がないスキルですし、機動力もウィストンが上なので、単独で勝つのはかなり厳しいキャラクターでしょう。
すぐに切り替えてキャラ変更できればいいのですが、初心者のときにそこまで頭が回るかと言われると難しいです。
特にDPSは飛行能力がある「ファラ」を抑えられないメンバーになると絶望的な戦いを強いられますし、他にも「バスティオン」や「ドゥームフィスト」など一度暴れられると手がつけられないキャラクターを止められないと負けてしまいます。
相手のチーム編成をみてアンチピックを切り替えられる人が使うのが一番いいですね。低レートのランクマッチだとなかなかそういう人に会えないのが残念ですが・・・
DPSについてまとめると、使いやすいキャラクターも多く、キャラ人気から固定ピックに選出されやすいですが、知識と腕がある程度なければ厳しいと言わざる得ません。
ガチ初心者が選択肢の多いDPSをピックするのは無謀
とだけ理解してもらえれば幸いです。
といっても所詮はゲームですからね。好きなキャラクターを使って遊びたいという気持ちもわかります。でもそのキャラクターだけ使ってレートを上げていこうとするのはちょっと無茶すぎるかな・・・
そのチームの回復量は足りてますか?
オーバーウォッチのロールバランスは2タンク、2DPS(ディフェンスorアタッカー)、2ヒーラーです(シーズンによっては3タンクが主流になることも)
ランクマッチで「222 plz」とよく言われるのは、これが一番オーソドックスな形だからです。ここで何も考えずにロールの数合わせでpickすると勝率はガッツリ減ります。
例えば「ラインハルト」と「ウィンストン」
どちらもタンクなので、2タンクとしてパーティーバランスを考慮しているように見えますが、この構成はかなり厳しいです(相手のスナイパー対策で後から出す場合は別)
攻撃できる距離や機動力の差もありますが、この二人を同時にpickされるとヒーラーに負担が大きいのが理由。HPは多いですが自己回復能力が無く、どちらもヒーラーの介護が必須キャラクターだからです。
必然的にヒール量が多い「マーシー」「アナ」「モイラ」から選ばないと回復が足りなくなります。(この構成について補足すると、機動力の高い「ウィンストン」は孤立しやすく、かなり繊細な立ち回りを要求されます)
ここまで考えてヒーラーをする人が選択してくれればいいのですが、野良でそこまで期待してはいけません。そもそも自分がやりたいキャラクターを優先するほうが多いですし
サポートキャラではなくても、回復できるキャラクターはいくつか存在します。DPS側が自己回復能力ありのキャラクターをpickできればヒーラーの負担はかなり減るので、全体の構成をみてヒーラーがつらそうならDPSも歩み寄りましょう。
逆に味方がそこまで回復しなくて大丈夫なら、火力が高い「ゼニヤッタ」 近距離で殴れる「ブリギッテ」など、回復以外でULTゲージを溜められるキャラクターを選びましょう。回復量が過剰だとULTゲージを溜める速度が遅くなります。
回復が間に合ってない=負けなので、ロールバランスだけでなくヒールバランスも考えて選択することをオススメします。
自分のチームはどのキャラクターが重要か把握しておこう
どんなチームでも戦術的に重要になるキャラクターは必ずいます。
オーバーウォッチはチーム戦、自分がいくら無双しても味方が壊滅してたら勝てません。
どのキャラクターがチームの要になるかは相手の構成次第
自分のチームはどのキャラクターが重要になるか理解できれば、自然に勝率は上がっていきます。
- どんな状況でも重要なサポーター
回復能力を持つサポートキャラが全滅していたら、どんなに頑張っても負けます。素直に下がりましょう。 - シールドもちのタンク
相手の攻撃を防ぐ手段が消えたので、前にでることができなくなります。 - ヒットスキャン(遠距離から攻撃できるキャラクター)
ファラを倒せずになぶり殺しになる光景は低レートほどよく見る。 - 機動力の高いフランカー(撹乱役)
固定砲台になっているバスティオンを倒すのに必須キャラ
ULTは逆転の一手、無駄使いはやめよう
必殺技であるアルティメットアビリティですが、味方のULTゲージを確認して合わせて使いましょう。
ここについては慣れと冷静さが必要になるので(私も人のこと言えない)難しいですが「この場面でULTが決まれば勝てる!」と思えば自分から積極的に使っても構いません。仮にそれで失敗しても、自分なりの考えがあって使用したのであれば、次はさらに上手く使えるでしょう。
ダメなのは考えなしに苦し紛れで使うことです。自分のULTを適当に使ったせいで、味方のULTも連鎖的に発動した結果、何も意味がなかったら最悪なパターンです。
わかりやすいのがハンゾーのアルティメットアビリティ「龍撃破」
これは適当に単独で使っても絶対に当たりません。ザリアの「グラビトンサージ」に合わせるか、狭い通路に追い込んだところを使うなどしなければ、ただの宴会芸になってしまいます。
noob・ヘタクソなどの暴言は酔っぱらいの戯言
オーバーウォッチに限らず、全てのFPSゲームはかなりモラルが低いです。
ちょっとでも失敗すると「ヘタクソ」「ゲームやめろ」「noooooob」と酷い暴言が飛び出します。これを自分が言っていたら論外。あなたのレートはそれが適正であり、改善する余地はありません。
このゲームはソロで戦って勝つゲームではありません。
自分のパフォーマンスを引き出すことより、味方のパフォーマンスを最大限に保つことこそが重要です。レートを上げたいのであれば、相手を貶める言葉は絶対に喋ってはいけません。貶めた相手だけでなく、周りのパフォーマンスも下がるので、空気を悪くする人が一人でもいると勝率は半分以下になります。
自分が120%強くなっても、他の5人が80%になったらマイナス80%の大赤字
自分が文句言われてるのであれば、素直にキャラクターを変えた後、その人のチャットをミュートにしておきましょう。暴言はみるだけでもあなたのパフォーマンスを下げます。
そして試合が終わったら必ず休憩を挟みましょう。ランクマッチは同じレートでマッチングするので、すぐにマッチングをはじめると、同じ人が味方になる確率が高いです。
頭をクールダウンさせるためにも休憩は重要。
一番大事なのは諦めない心
どれだけベストを尽くしても勝てないときは勝てません。だからといって試合途中で投げ出すのはやめましょう。途中で回線不良により5VS6になったとしても、諦めなければ勝機はあります。
最後は精神論で締めつつ、自己流魔境脱出のポイントでした!
