最近は紙の本を買った記憶がありません、みそじです。
特に最近は「kindle Unlimited」というAmazonが提供している定額サービスに加入してからはkindle一択になりました。利用料金は月額980円
「kindle Unlimited」では定期的に無料で読める書籍が配信され、10冊までダウンロードすることができます。11冊目をダウンロードするときは、どれか1冊をリストから削除しないといけません。
この無料という部分が作家側のメリットないけど、どうして配信しているんだろう?と気になって調べてみました。そしたら作家側のメリットがありすぎて「これは今後も配信される数増えるな」と確信したので記事にしようと思います。
kindle Unlimitedで収益が発生する仕組み
- 利用者が本をダウンロードする
- 本を呼んで既読マークがつく
- 新しい本を読むために読了した本を削除
- 削除したときの既読ページ数で収益が発生!
「kindle Unlimited」では一度に10冊までしかダウンロードできません。このシステムは利用者としては不可解であり、どういう意図でこのシステムになっているのか謎でした。
ですが、収益を発生する仕組みを理解したとき「このシステムはすごい」と感心してしまいました。
特に素晴らしいのが、リストから削除したときの既読ページ数で収益が発生すること!
つまり、続きが読みたくなる本ほど、利益が発生しやすい仕組みなのです!
このシステムのメリットは連載作家にとって特に大きなメリットを持ちます。最初の1巻を読んで貰えば、最後の巻まで読んでくれる確率は高いからです。
最近の書籍はタイトルや内容のインパクトで釣って買わせる短編型が多く、長期的に安定して楽しめる作品というのは少なくなってきました。
時代の流れといえばそれまでですが、やはり漫画や小説は安定して面白い作者に巡り会えることが一番の喜びです。そういった作者さんにとって追い風になるシステムは、個人的にはすごく歓迎したいです。
kindle Unlimitedの今後の課題
そんな素晴らしいサービス「kindle Unlimited」ですが、不満点がないわけではありません。
というか利用者として不満は沢山あるよ!
不満点は大きく分けて3つあるんだけど
- UIが使いにくい
- ジャンルが偏りすぎ
- 10冊制限だから削除するのが面倒
UIが使いにくいのは本当になんとかして欲しい。もともとkindleアプリのUIが使いにくいのは不満点だったけど、Unlimitedにしてからは特に辛くなった。
欲しいものが明確にあるときは検索かけるだけですむけど、漫然と読みたい本を探すのに今のUIは適してないと思う。ランキングはあるけどエ○要素が上にあがりやすく、良書にめぐりあうならスコップしていかないとダメなのが不便。
ジャンルについても、普段読書はしないけど漫画だけ読む!っていう人にオススメするのは難しいし、逆に普段から沢山の本を読んでいる人には最新のものは配信されないというターゲット層のズレが目立つ(最近は漫画・ライトノベルも増えた気がするけど)
10冊制限については、システム上仕方ないと諦めてはいるけど、ユーザー側からみると不要なシステムなのは変わらず。雑誌や連載漫画などを読むとあっという間に埋まるので、何らかの改善策が欲しい。
kindle Unlimitedで読めるオススメ漫画
Unlimitedで配信されるものは定期的に変わるので、絶対!と断言できないけど配信停止になる可能性が低く、なおかつ面白い漫画を紹介するよ!
(2018年6月13日現在の情報を元に作成)
解体屋ゲン

爆破解体という凄く特殊な仕事を描いている漫画。
建設現場からみた日本のビジネスを描いていて超男臭い。prime会員なら3巻まで読み放題対象になっているので、Unlimited会員じゃなくてもオススメ!
Unlimited会員なら最新刊(63巻)まで全巻無料配信!
単行本になっていないので、電子書籍でしか読むのは難しい。ちょっとお得な漫画
おしかけツインテール

JKと美人母が一人暮らしの男の家に居候する4コマ漫画。JKがかわいい
男の願望にストレートで応えた清々しい漫画。
非現実的だって?・・・漫画だから面白ければOKです。
主人公がFXで大儲けして引きこもりニート生活を満喫しているところとか凄く羨ましい。あとJKが本当にかわいい(しつこい)
頭からっぽにして癒やされる漫画
kindle Unlimitedの今後に期待
まだまだ荒削りなサービスだけど、読書サービスの新しいカタチとして定着してほしい。
作者と読者双方に歩み寄ったサービスがスタンダードになればもっと世界が楽しくなると思う。
でもUIの改善は本当に頼むよAmazon!
おわり