漫画・ライトノベル

時代が変わっても面白さは変わらない不朽の名作ライトノベル24選!【1990年~2018年】

青春はライトノベルと言い切りたい男、みそじです。

昔はライトノベルといえば重度のオタク趣味だったのですが、最近はそんな感じでも無くなったなーと思います。

はたして今の人間は昔のライトノベルを読んだことがあるのか? そして昔ライトノベルを読んでいた世代は今何を読んでいるのか?

これはいまだにラノベを卒業できてない男が、今まさにラノベの底なし沼に入ってる人に向けた、年代別にオススメライトノベルをピックアップしました。

1990年~1999年発売のライトノベル

スレイヤーズ

設定や世界観、魔法の詠唱など中二病患者を大量発生させた元凶

第1回ファンタジア長編小説大賞準入選作(大賞は該当者無し)であり、おそらくライトノベルという分野における最初のメガヒット作品。

剣と魔法というオーソドックスな世界観から、敵対する魔族と人間の絶望的な性能差をどう埋めるかでハラハラさせられる。今は主人公が超越者側になることが多い中で、人間として超越者に勝つ姿は逆に新鮮に映るかもしれない。

ライトノベル読むなら、スレイヤーズは読んでおいて損はなし!

ゴクドーくんの漫遊記

ゴクドー(極道)の名前を地でいく傍若無人な性格で、好き勝手に生きた結果、最後は主人公が不老不死にまでなってしまうファンタジー小説。

主人公は根っからの悪人なので、色々なセオリーを無視して解決していくし、ヒロインが攫われても完全にスルーしてしまうなど、「いやいやそこは助けに行けよ」と読者が心配になる展開を連発する。

悪人が主人公という珍しいラノベで、最終巻になっても改心することはなく非常に安心

セオリーからはずれたファンタジー小説を読みたい人はぜひ読んでみて欲しい。

魔術師オーフェン・無謀編

昔のライトノベルは本編シリアス、外伝コメディで進行することが多く「魔術師オーフェン」もそのひとつ

特に魔術師オーフェンは本編がシリアスを通り越して、ダークな世界観。その反動か無謀編では超ギャグ小説に変貌していて非常に面白い。由来が「毎回ネタが無謀」なだけあり、いろいろな意味であぶないネタを13巻もよく続けられたなと思う(5巻ぐらいでネタ切れになるかと)

クロスオーバーとして「スレイヤーズVSオーフェン」という夢のコラボ小説もあり、ライトノベルの黄金期を走り抜けた作品。

フルメタル・パニック

非常に、本当に非常に珍しいロボット系のライトノベル。

ガンダムなどを原作有りのラノベを除いて、オリジナルでここまでヒットしたロボラノベは他に無い。つい最近ようやく主人公の搭乗機体「レーヴァテイン」の勇姿を、アニメやスパロボでみれて感動した。

学校とロボと戦争という、お約束ながらリアルに合わせにくいテーマを上手く消化した小説。短編のギャグ、長編のシリアス、どちらも名作と言えるライトノベル。

ロボットがきらいな男なんていない

召喚教師リアルバウドハイスクール

ファンタジー版GTOともいえるライトノベル。

この年代では珍しい主人公最強もの。異世界から帰還した人間が教師になって、ちょっと粋がっている個性の強い生徒を懲らしめる作品・・・かと思えば魔王が出現して異世界に生徒が飛ばされるなど、わりとなんでもありの世界観。

リアルタイムで読んでいた頃は絶対完結しないだろうなと諦めつつ楽しんで読んでいたけど、2010年に完結してすごく嬉しい。

今読み返すとネット小説のノリに近いなと思う

クリス・クロス

日本初のVRゲームの小説

ソードアート・オンラインなどのVRゲーム小説の元祖。1巻で完結しているものの、後のゲーム系小説に大きく影響を与えた。

内容は迷宮を探索して、最下層のボスを倒すデスゲームもの。1900年台の小説とは思えないほど、斬新な設定と緻密な描写は今読んでも十分面白い。

もしVRゲームの小説に興味があるなら、これを読まないという選択肢はない。

気象精霊記

気象を操る精霊、気象精霊達のおはなし。

作品の雰囲気としては東方プロジェクトに近いものがある(こっちのほうが先だけど)お酒が大好きだし、霊力を込めて弾として相手に叩きつけるし、主人公巫女服だしと共通点は多め。

気象精霊として台風をコントロールしたり、地震を収めたりと様々な自然災害を絡めたストーリーが魅力。災害の原理なんかも勉強できるので一石二鳥なラノベ。

出版社とかイラストレーターとかで色々ゴタゴタがあり、残念ながら打ち切りになった小説・・・だったのが最近電子書籍で再スタートした。

気象精霊記は私が一番最初に読んだライトノベルなので、打ち切りが決まったときはガチで落ち込んだ。電子書籍で読めるだけでも嬉しいけど、ぜひ完結まで読みたい。

「Kindle unlimited」に加入している人は今なら無料で読めるので特にオススメ(18年6月現在)

2000年~2010年発売のライトノベル

まぶらほ

アナタの遺伝子が欲しい。いろいろな意味で危ないライトノベル

主人公(の遺伝子)最強もので、当時は珍しいハーレム系のラブコメ小説。主人公自体は凡人で魔法もほとんど使えないが、遺伝子はすごい魔法使いの血脈なので政略結婚しようと様々な婚約者が押しかけてくる。

魔法+現代なオーソドックスな世界観だけど、「生まれたときに魔法の使用回数が決まる」「努力で魔法の使用回数は増えない」「魔法の使用回数を使い切ったら死ぬ」などゆるい魔法学園ものかと思いきや、かなりの人が死ぬ。

ラブコメものとしては、メインヒロイン?がちょっとうん・・・と言葉を濁したくなるほどひどいが(担当声優すら嘆いていたほど)ある意味暴力系ヒロインとしての地位を確立した怪作。

2015年にようやく完結

灼眼のシャナ

電撃文庫を大きく成長させるきっかけになった起爆剤

売上は30億円を超え、2000年台を代表するライトノベルになった。

小説の中の固有名詞が異常に読みづらく、リアルタイムでおいかけていた当時は読むのに苦労した覚えがある。後半でまさかの主人公がラスボス化し、ヒロインがそれを止めるという展開は驚かされた。

長編ライトノベルのアニメ化としては珍しく、アニメでも最終巻まで話が進み完結することができた作品。釘宮病患者を大量発生させた元凶のひとつでもある(もう一つはゼロの使い魔)

涼宮ハルヒの憂鬱

オタクという人種をメジャー化させた元凶

今までは別の世界の登場人物になりきって読むのが主流だったのが、「涼宮ハルヒの憂鬱」は架空のキャラクターと一緒に遊ぶというスタンスが珍しく爆発的なヒットになった。

一人称という視点での書き方が素晴らしく、1巻のモノローグは必見。主人公キョンを通して描写されるので、未だに本名がわからない主人公や主要キャラクターが多数存在する。

アニメでも色々話題になり(エンドレスエイトとか)本編が未だに完結しないなどのマイナス要素もあるが、それでも2000年台を代表する名作ライトノベルに変わりはない。

個人的にはアニメで佐々木をみたいので早く続刊を出して欲しい所。

とある魔術の禁書目録

科学と魔術を煮詰めて学園モノにした、男女平等パンチ小説

序盤は「どんな魔術、超能力も無効化する右腕」を持つ上条当麻が活躍するが、登場人物が増えるに連れて主人公ポジションのキャラクターがどんどん増えていくのが特徴。

キャラクターが多すぎて空気化している部分は非常に残念ではあるが、新約に入ってからはキャラクターの描写が魅力的になった気がする。とくに新約9巻の魔神オティヌス戦は必見。今まではどんな存在でも精神力では格上だった上条当麻の心を完全にへし折った。

世界観やキャラクターが魅力的すぎて、外伝のほうが人気がでるのはご愛嬌。

ロリコン向けバトル系ライトノベル

メインヒロインが7歳とかなり挑戦的な作品。バトルがメインではあるが、超常的な力というよりは純粋な身体能力の強化がメインであり、いわゆる魔法や超能力といったファンタジーは一部しかない。

主人公は揉め事処理屋というかなりヤクザな商売をしているが、性格は温厚で普通。暴力を商売にしている割に精神的に打たれ弱い。そんな主人公だがらよくピンチになるが、史上最年少のヒロイン紫の愛の力でパワーアップして倒すのだ。そんな姿を見たら、同世代のサブヒロイン達がヤンデレ化するのは仕方ない(紫に会う前からすでにヤンデレだが)

性癖が歪んでるあなたにオススメ

バカとテストと召喚獣

学力試験点数バトルという非常にニッチなテーマをあつかったラブコメ小説。

テストの点数がいいと召喚獣の能力も強くなり、振り分け試験の点数がよければより良い環境の教室で学生生活が送れる実力主義の学校。そんな学園に度し難いバカな男子高校生吉井明久と、その仲間が様々な騒動を起こす学園ラブコメもの

主人公は割と常識人だけど、いろいろな意味で頭が悪い。頭の回転は悪くないが、論理的な会話が成立していない。根は善人で真っ直ぐな性根の持ち主なので、女性にはモテる。

テンポよく挟まれるギャグ展開が面白い、学べるライトノベル

ソードアート・オンライン

WEB小説界のレジェンド

VRゲーム小説の火付け役であり、かつてのWEB小説界では知らないひとはいない有名作品だった。まさか書籍化され、アニメ化もされ、劇場版もヒットするほどの人気作品になるとは誰が予想していただろうか。

様々なVRゲームを剣2本で切り開く姿は、ネットゲームをやってる万人の願望そのもの。最新刊では電子世界の神様にもなり、キリトの活躍はとどまることを知らない。

戦闘城塞マスラヲ

世界と自分を救うための、無職引きこもり青年の大博打

目つきが悪く勘違いされる主人公「川村ヒデオ」が、ある日自称電子精霊を自称するコンピューターウィルス「ウィル子」を拾ったきっかけで、世界の命運を決める「聖魔杯」にペアで参加することになる。

聖魔杯の優勝資格はただひとつ「勝ちづづけること」のみ。勝負の内容は参加者が決められる、本当の意味でなんでも有りのバトルロイヤルゲーム。

娯楽小説では珍しく「主人公には隠された力が~」や「前世からの因縁が云々」といった要素はまったくない。ただの無職引きこもりのまま、魔人や人外相手にハッタリで勝負する様は必見。

2クールでアニメ化してほしいライトノベル不動のNo.1

2011年~2018年発売のライトノベル

やはり俺の青春ラブコメは間違っている

同意できる自分が嫌になる、性格が歪んだ主人公の青春小説

『このライトノベルがすごい!2014』で1位を獲得し、そのあともずっとランキングに居座ったために殿堂入りされた2010年を代表するライトノベル。

どのキャラクターも癖が強く、一筋縄ではいかないスクールカーストとの付き合い方を描いた作品。学校を舞台にした青春ものにしては珍しく、恋愛に関してはあまり重視されていない。むしろ友人や人間同士の付き合い方に悩む部分が多いのが特徴。

ヒロイン達は全員可愛いので、誰を選んでもしこりが残りそう

はたらく魔王さま!

現実世界でバイト戦士になった、異世界の魔王の出世街道

アニメでカツ丼を食べるシーンで話題になった異世界系ファンタジー。異世界に転移した現代人ではなく、現代に転移した異世界人をメインに扱った作品。

文化のギャップをうまく笑いとして取り入れており、異世界人達の現代の馴染みっぷりが非常に面白い。どうしてカルチャーショックを受ける場面がこんなにおもしろいのかは、今でも不明。外国人からみた日本の文化を見る番組が増えている事実から、万人共通なのは間違いない。

アニメ2期ずっと待ってます。

ノーゲーム・ノーライフ

すべてがゲームで決まる世界に来訪した、最強ゲーマー「 」の物語

バトルがないファンタジー世界というコンセプトから生み出された世界観は、非常にユニーク。ゲームによる頭脳戦がメインなので、ライトノベルにしてはちょっと複雑。最近の流行りをみると人を選ぶかもしれない。

「ゲーム廃人」「世界に自分の居場所がない」という下地を元に異世界で活躍するという発想を小説に落とし込んでいるのがすごい。

アニメ・映画も面白いので、そちらもオススメ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか

例の紐で世界中に広がった、間違った広報をしたライトノベル

取り巻く世界観が魅力的なファンタジー迷宮もの。主人公の成長能力が凄まじく、1巻と最新刊を見比べると別人にしかみえない。アニメ化もされたが、序盤で終わってしまっているので非常にもったいない。

昨今では珍しい王道のジュブナイルファンタジーなので、もっと評価されるべき小説。

ナイツ&マジック

ロボット好きによるロボットのためのライトノベル

異世界転生してロボットをみたら、パイロットになりたくない男はいない。そんな願望をストレートに応えたWEB小説を書籍化した作品。

WEB小説から書籍化する過程で色々マイルドな表現になったものの、面白さは変わらなかったので安心。ロボ!魔法!異世界!を楽しめるし、主人公最強者にありがちな強者の驕りもないのが嬉しい。

ロボットもの、もっと流行れ

この素晴らしい世界に祝福を!

なろう発のレジェンド

主人公がヒキニートというマイナスな設定を持ちながら、異世界で麗しい女神と一緒に楽しく過ごす、最近流行りのスローライフを題材にした小説。

ファンタジー小説やWEB小説のお約束をずらしてネタにするギャグ要素が強い。仲間も非常に個性的()で、ネットゲームにおけるステータスの極振りを現実にしたともいえる作品。

アニメでは声優の演技や演出の素晴らしさに感動して、WEB版をPCに保存しているにも関わらず、書籍版を一気にまとめ買いしてしまった結果、金欠になるというどこぞのバカがいたりする。

オーバーロード

これぞ本当の意味でのロールプレイ

VRMMORPG小説における金字塔。サービスを終了するまでネットゲームにログインしてたら異世界に転移してました系小説。これの影響でサービス終了予定のオンラインゲームのログイン率が上がったとか上がらなかったとか(真偽不明)

主人公側の勢力があまりにも強大すぎるが、ゲームでの実力はそこまで強くないので慎重路線。それでもやりすぎてしまって現地人には怯えさせている主人公最強もの。

主人公モモンガは中身がただのサラリーマン(外見がスケルトン)だが、転移したときに自我が発生したNPCからは絶対的支配者と思われており、様々な面で苦労している常識人。でも読者側からみるとあながち間違いでもないという、二重の勘違いをみせてくる仕組みが非常に面白い。

社畜をターゲットにした現代のライトノベルをみると、時代の流れを感じる

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

キノの旅人の作者による、ソードアート・オンラインに登場したゲーム『GGO(ガンゲイル・オンライン)』を舞台にした小説。

原作のソードアート・オンラインは『これはゲームであっても、遊びではない』というスタンスだが、ガンゲイル・オンラインでは『これはゲームであり、遊びである』という真逆のスタンスで物語が進む。

原作ではNGだったPKも積極的に実行するし、登場人物の現実とゲームアバターは全員かけ離れていることからもその考えは伺える。

「ゲームは楽しいものだ」という当たり前の事実を思い出せるライトノベル。

幼女戦記

色々な意味で政治的な配慮が心配になる火葬戦記

幼女なのは見た目だけで、中身は現代が生み出した理性の化物。もはや定番になりつつある主人公最強ものだが、戦闘には勝てても戦略的には負ける日々が続いていく。

1人のスーパーマンがいたところで、国家間の戦争が勝てるわけではないという事実を克明に描写しつつも、敵国からは「錆銀」の異名で恐れられる存在になる。

世界大戦が元ネタなので史実を元にした国家が多数登場するが、いろいろな意味で危ないネタがたくさん

作者の身辺が心配するレベルで、よくこれをアニメ化出来たなと思う