メンタルヘルス

うつ病と診断された5年前の私におすすめしたい書籍を3冊紹介する

うつ病歴5年目の男、みそじです。

今回は私がうつ病を治す(寛解する)ことについて、前向きに取り組むきっかけになった本を紹介したいと思います。

この本を全部読めばうつ病は治る!・・・なんて誇張をするつもりは毛頭ありませんが、もっと早くのこの書籍を読んでいれば重症化しなかったのかな?

と思うことが増えたので記事にしました。

 

うつで苦しんでいる人、うつのループから抜け出せない人ほど読んで欲しい記事です。

うつ病と診断された人にすすめる書籍1冊目:マンガでやさしくわかるアドラー心理学

マンガでやさしくわかる アドラー心理学

1冊目は2014年7月4日に発行された「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」

 

うつ病で苦しんでいる私の価値観を変えるきっかけになった本でもあります。

 

「アドラー心理学」は対人関係の価値観を改善するのに役立つ心理学でして、この本はアドラー心理学を知りたい初心者に最適な書籍。

最初に漫画で簡単に解説した後、文章で補足をいれつつ問題点を明確にしていきます。

文章を読むことに慣れていない人でもわかりやすい構成なので、

  • 長い文章を読むのが苦手
  • うつが酷くて文章を読むのがツラい

という人には特にオススメ!

  • 他者と常に比較してコンプレックスが強い人
  • 自分は頑張ってるのに、他人に理解されないと思っている人
  • 自分には存在価値がないと思ってる人

こんな悩みを抱えている人は解決への糸口になる可能性が高いので、ぜひ読んでみてください。

うつ病と診断された人にすすめる書籍2冊目:嫌われる勇気

嫌われる勇気

2冊めは2013年12月13日に発行され、日本では無名だったアドラー心理学を広めるきっかけになった「嫌われる勇気」です。

自己啓発本として超有名な書籍なので、名前だけは知ってるという人も多いのではないでしょうか?

アドラー心理学の基本は「今の自分を受け入れ、その上で前に進む勇気を持つこと」

うつで苦しんでいる人にとって、一番欲しているものです。

 

大事なポイントは、過去・未来ではなく今!

 

過去は変えられません。未来はどうなるかわかりません。でも今は変えられる。

うつの人間にこんなことを言われても

 

「そんなのわかってるけど、どうすることもできない」

 

で終わってしまうでしょう

もし仮に昔の私が「変わらない過去をグジグジ悩むなよ」なんてアドバイスされたら、その場でぶん殴ってます。

んなこと言われんでも理解してるはボケナス!ってね

そんな私でも、アドラー心理学を勉強してからは「今が大事!」という言葉を、素直に受け入れられるようになりました。

  • 変わりたいと思ってるのに、変われないことに悩んでいる人
  • 対人関係がきっかけでうつになった人
  • アドラー心理学について詳しく知りたい人

こんな人にオススメしたい書籍です。

うつ病と診断された人にすすめる書籍3冊目:うつは自分で治せます。

うつは自分で治せます。

3冊目は2017年12月27日に発行された「うつは自分で治せます。」

 

病院に通っていればうつ病が治る、と思っていた過去の自分に叩きつけたい良書です。

 

私はうつに関する薬を一通り飲みましたし、その上で言いますけど、薬飲んだだけで気分が軽くなる。なんてことは一切ありませんでした。

【うつ病】5年間通院したけど理解できなかった5つのこと【精神科】うつ病患者の鉄板ネタ、自殺未遂をして精神科に通院しました。みそじです。 メンタルヘルスクリニックに5年も通院したのに、理解できない事柄...

もちろん個人差はありますし、薬を飲めば治る人もいれば治らない人もいるとは思いますが、薬に頼らないで治す方法”も”模索するべきだと思います。

ただし、今回紹介した「うつは自分で治せます。」は、うつが重症化している人が読んでも実践するのは厳しいかもしれません。

本当につらいときは「軽いストレッチ」すら重労働になりますからね。

うつに関して治す意欲があり、薬に頼らないで治す方法を知りたい人にオススメしたい書籍です。

  • 医者に頼らずにうつを治したい人
  • 薬物治療中だけど、あまり効果が実感出来ない人
  • うつを治すために、自分ができる具体的な行動が知りたい人

この三点に当てはまる人は特にオススメ!

うつを治す(寛解する)最大の薬は「新しい価値観」を受け入れること

3冊紹介しましたが、一番のオススメは「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」です。

理由は単純、漫画で解説されるので読みやすく、重度のうつ状態でも理解しやすいからです。

 

「嫌われる勇気」「うつは自分で治せます。」はうつ病の症状が初期と比べて改善され、回復期に入った人向けですね。

  • 「嫌われる勇気」では新しい価値観への共感と理解
  • 「うつは自分で治せます。」はうつ病を治すための具体的な行動

という理由から選択しました。

特に「新しい価値観への共感と理解」はうつを治す最短の道だと思っており、うつを治すなら「今の自分の価値観」を変えることが重要です。

その意味で心理学は非常に優れた学問であり、「アドラー心理学」はうつの人ほど共感と新しい道が開けるはずです。

 

私は紹介した本を読めばうつが治る!とは言いません。

ですが、うつを治す(寛解)きっかけにはなると思い、この記事を作りました。

この記事が、あなたのうつを治すきっかけになれば幸いです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。