ゲームレビュー

8年の歳月を経てようやく主人公になったゴッドイーター3【感想・レビュー記事】

背中で語るゴッドイーター3を楽しんでる男、みそじです。

今回は2018年12月13日に発売された「GOD EATER3」のレビュー記事です。

筆者は「ゴッドイーター」「ゴッドイーター2」「ゴッドイーター2RB」「ゴッドイーターリザレクション」はプレイ済み&全クリしています(オンライン版は触ってすらいません)

リザレクションまでやってるGE信者なので、そのことを念頭に置いて読んでもらえると助かります。

ゴッドイーター3の良かった点:2RBやリザレクションで不満だった部分が改善された

特に2RBは悪い点が多すぎて、ゴッドイーター3の出来がちょっと怖かったのですが・・・

ストーリークリアまでプレイした所、ハンティング部分とシナリオに関しては改善されてました。

主人公が物語の登場人物として機能している

今までのゴッドイーターシリーズの主人公は、特定の見せ場以外は空気でした。

だからこそ、バーストの「生きることから逃げるな!」が衝撃的で、評価を上げた原因でもありますが・・・2のシナリオでは全自動能力覚醒マンみたいな感じだったのが評価を下げる一因になっていたと思います。

それ以外にもたくさんの問題がありましたが

今作ゴッドイーター3だと、主人公は「戦闘能力が異常に高い」「ユウゴの右腕」というポジションなので、登場人物としての存在感が増したのが本当に良かったです。

今作のリーダーキャラ:ユウゴ

遺された神機、スキルインストールの厳選が簡単に

ゴッドイーター2から追加されたスキルインストールですが、今作はかなり緩和されました。

種別は近接武器・遠距離武器・装甲の3種類に簡略化され、前作のように「装備している武器種しかドロップしない」という大きな問題点を改善されたのは大きいです。

前作だと残された神機掘りで、ひたすら同じ武器を装備しながら周回してると頭おかしくなりそうだったので、この仕様は続けてほしいですね!!!

遺された神機もショップで販売されるので、お金が大量に余っているなら厳選も楽に済みそうなのも嬉しいところです(ランダムに来る商人から購入できる)

ダイブ移動で距離をつめれるので、アラガミを眺めている時間が少なくなった

アクション面で一番良かったところは、ダイブ移動の爽快さ

今までのゴッドイーターだと、移動攻撃を連続でしてくるアラガミに対しては討伐時間が長くなる傾向がありましたが、今作だとダイブ移動で簡単に殴れるので、戦闘時間はかなり短くなりました。

戦闘面だけでなく、マップ上で拾える素材集めも簡単にできるようになったので、この機能はゴッドイーター4でも続投してほしいですね。

バーストアーツでアクション面が大幅強化

2RBではブラッドアーツだったシステムが、バーストアーツとして続投しました。

前作のブラッドアーツとの違いは

  • バーストアーツは3種類セットできる
  • バースト中でなければ発動できない
  • 追加効果は変更できる

ところですね。

特に3種類セットできる恩恵は大きく、戦闘アクションはかなり自由度が増えました。

そのかわりにバーストアーツの種類は2RBと比べると少なくなりましたが、追加効果を変更できる点を踏まえると、そこまでデメリットになっていません。

バースト中しか使えないので、上手い人ほどバースト維持で討伐時間が短くなるのは良いシステムだと思います。

ゴッドイーター3の悪かった点:肌色バグは早急に直して欲しい

ゴッドイーター3は2017年10月に発表され、2018年12月に発売されたので開発期間は約1年とかなり短いです。

しかも開発会社が今までの「シフト」から「マーベラス」に変更されたこともあり、内部はかなりの修羅場だったのではないでしょうか・・・

肌色バグは致命的な問題

拠点だと色白だが・・・
これぐらいならまだ許容範囲内
場所によってはガングロキャラになったりする

本当にこれなんとかしてほしいです。

私のキャラは色白キャラ(上の画像の銀髪女性キャラ)なんですが、場所によっては褐色キャラの「フィム」より色黒になるほど肌色七変化します。

今作のキーパーソン:フィム

これで他のキャラクターも色が変化するなら、場所によっては肌の色も見え方変わるよね!と自己暗示できるのですが、主人公だけ肌色が変わるので違和感がやばいです。

今作だと主人公がアップで映るムービーシーンが数多くあるだけに、このバグは本当にきつい

前作の2RBやリザレクションでもあったバグですが、今作は特に酷い気がします。

見た目を変更できるアイテムが少ない

キャラクターエディットのバリエーションや、着せ替え衣装の種類の数はもっと増やしてほしいです。

2RBだと色々変更できて楽しかったんですが、今作は実質4種類の服に4種類のカラーバリエーションがあるだけなので、自キャラのファッションショーを楽しむのは不可能

これに関してはアップデートで追加されると名言しているので、追加アップデートやDLCに期待したいところです。

カスタムバレットが超劣化

今作のバレットエディット機能ですが、控えめに表現しても産廃レベルです。

今作ではどの銃も通常弾があり、持ち込める弾は通常弾6種類、カスタムバレットが4種類までです。

通常弾は前作の基本的なバレットと同じなので特に言うことはありません。アサルトなら連射弾、スナイパーなら狙撃、ショットガンなら散弾を装備できます。

カスタムバレットは前作と違い、OPを消費しない代わりに持てる弾数が制限されているのですが・・・この制限がかなりきついです。

しかも作成するバレットにもコスト制限があり、前作のようなOP消費が激しいメテオなどは作成不可

弾数の制限と高ダメージ弾の作成不可により、実用的に使えるのは回復系ぐらいしかありません(OP消費せずに使えるので緊急時に便利)

リザレクションではカスタムバレット無双だったので、開発側としても制限せざる得ない状況だったのでしょうが・・・ここまで弱くしなくてもいいんじゃないでしょうか?

総評:今までのゴッドイーターを楽しめてる人には特にオススメ

今作は思った以上にハンティングアクションとして完成度が高かったです。

バレッドエディットだけは擁護しようがないんですが、それ以外に関しては今までのゴッドイーターシリーズを楽しめた方なら十分楽しめるはずです。

逆にゴッドイーターシリーズをプレイしたことがない人の場合は、まず前作の2RBかリザレクションをプレイしてみたほうがいいかもしれません。

MHWと比べると新鮮味は薄いですが、過去作の問題点の改善と新しい追加要素をうまく取り入れてるので、あとは肌色バグさえなんとかしてくれれば・・・と思わずにいられません。

今後も追加アップデートされるようなので、じっくり腰を据えて見守っていきたいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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