ネット小説でアニメ化して欲しい作品ほどスルーされている男、みそじです。
今回は以前書いた記事「書籍化されたおすすめのネット小説」の逆バージョンを作りました。

書いた後に書籍化されたりした場合は、気づいたら訂正しておきます。
もし、この小説書籍化されたけど更新されてないよ!というのがあったら、お問い合わせかTwitterで連絡をくれると嬉しいです。
更新履歴
5月25日
「エースはまだ自分の限界を知らない」
「ゾンビシティサバイバル」を追加
4月24日
「狂乱令嬢ニア・リストン」を追加
3月29日
「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~」が4月25日に書籍化されるのでこちらに移動
「創世のアルケミスト~前世の記憶を持つ私は崩壊した日本で成り上がる~」
を追加
2月17日
「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」が書籍化されたのでこちらに移動
なろうでおすすめのマイナーネット小説:異世界ファンタジー
ライブ配信してたら女の子になってて異世界にいた話する?
ライブ配信をしていた主人公(アイリス・ラキピ)は、ライブ配信が繋がったまま異世界に飛ばされてしまう。
しかも、異世界の彼は絶世の美少女になっていて、神様や皇子様に惚れられる始末。
そんな中、女剣闘士になった彼には様々な困難が降りかかってくる。
迎え撃つのは、主人公とライブ配信による現代人類の膨大な知識。彼は、世界の謎を解き明かし、元の世界に帰ることが出来るのか?
権力を持つ人々や、強大な力を持つ神々に翻弄され続ける彼(♀)の運命は――。
おすすめ度
ライブ配信者として心霊スポットをしていたら、異世界に迷い込んだ異世界転移もの
異世界にいったら何故か女性になっており、目で見たものがライブ配信されるという異能?も持つことに
最初は頼りない主人公ですが、剣闘士として戦っていくうちに頼りがいのある存在に変化するのが良かったです。
物語を通して主人公が成長を実感できる作品は間違いなく良作
TS系なので人を選ぶ小説ではありますが、チート能力をもらって異世界で蹂躙ものが見飽きた人ほど好感触になる作品です。オススメ!
異世界ノミ屋 あるいは召喚術士テレサは怠惰に稼ぎたい
「テレサさん。地道に稼いではとても間に合わない。冒険者として荒っぽい仕事をするのも嫌だ。……となると、手段は限られています」「はい」「……ノミ屋をやりませんか?」「……飲み屋?」「いいえ、ノミ屋です。つまり馬券や竜券を代理購入したり賭場を開いたりと、賭けの胴元になるのですよ」
おすすめ度
作者は他の作品で書籍化してるし、別界隈ではわりと有名な作品なので紹介するべきか悩みましたが、「小説家になろう」ユーザーの中では知らない人も多そうなので紹介します。
主人公は異世界から召喚された日本人・・・ではなく、異世界から召喚できる能力をもった少女が主人公
日本人を召喚した理由がまじでしょーもなく「定期テストで赤点回避のために、備品扱いの召喚獣でカンニングする」という、どうしてその能力を他に生かせないんだ・・・と思わせる残念系魔法少女と小悪党な日本人のコメディもの
元々は「華麗なる召喚術士ルイズの召喚獣、入即出やる夫」という同作者の作品が原案・原作の作品を小説化したもので、やる夫スレ版小説版どちらも完結済み
この小説の作者:富士伸太は「青い鳥はオスかメスかわからないようです」で商業デビューをしており、こちらも面白いのでぜひ買って読んでみてください。
(2023/12/02 06:52:49時点 Amazon調べ-詳細)
決戦世界のタリア
MMORPG《Decisive War World――決戦世界――》。それは異世界の女神によって用意された訓練場であった。世界で人気を博すこのゲームにログインしていた70万余のプレイヤーは、あるとき女神の力によってそのゲームと酷似した彼女の世界へと誘われる。女神はうそぶく。自らの世界の盾となれと。
かくしてゲームで鍛えた己がキャラクターへとその姿を変えられたプレイヤーたちの、異世界における『戦い』の日々が始まる。
これは僧兵の少女タリアとなった社会人ネカマプレイヤー藤崎英臣の、ファンタジーRPGを思わせる異世界を舞台にした冒険の物語。
おすすめ度
プロのネカマによる異世界転生もの
VRMMOからの異世界転移ものですが、感触としては同ジャンルの「ログ・ホライズン」に近い感じです。
「ログ・ホライズン」に比べると人間関係がもっとドロドロしてたり、性別の問題が浮き彫りになったりしているので、TS系が苦手な人にはちょっときついかも
初投稿が2011年と古いものの2019年現在も更新されており、昔からネット小説を読んでる人には有名かもしれませんが、最近読み始めた人は知らない人も多いのではないかと思い紹介。
隣世界のリネッタ
◆第一章 孤児院のリネッタ あらすじ
転移魔法の研究をしているリネッタ。
転移魔法を使って転移した先は、海を隔てた別の世界【隣世界】でした。
それを知ったリネッタは、大好きな魔法の研究が思う存分できると大喜びです。
孤児院に身を寄せながら、この世界での魔法陣とはどういうものなのかなどを考察していきます。
おすすめ度
ファンタジー世界→ファンタジー世界の異世界転移小説
現実世界からの転移ものじゃないので、ゆるふわな魔法理論で現地人を驚かせたあと「俺なんかやっちゃいました?」という展開は無し
主人公は魔法の研究をしている成人女性なので、自分の世界の魔法と異世界の魔法の違いを考察する部分が多いです。
「異世界の魔法で無双して称賛される」なんて場面は少なく、むしろ手柄を現地の人に押し付けて自分はトンズラする場面もあり
現実からの異世界転生ものに飽きた人ほどオススメです!
私、竜の巫女の見習い! 今日もお仕事頑張りますっ!!
私、メリナは竜の巫女になるために村を出た。スカウトされた先の神殿は、とても大きくて部署もいっぱいある様子。さすが、皆の憧れの竜神殿。どんなお仕事でもやる気だったんだけど、配属された部署は、私の希望や期待とは全然違って大変です。頑張っている内に、私の異名が「狂犬」になりつつあります。おかしいです。お淑やかなレディーになりたかったのですよ。
おすすめ度
巫女じゃなくてヤ○ザとかそっち系が似合いそうな暴力系主人公
女主人公なのにバイオレンスな解決手段を使用したり、上司がかなり良い性格をしていたりとまともに見える登場人物が全員変人になる作品。
まぁ一番の変人は間違いなく主人公なんですが
コメディ系の作品が好きな人には特にオススメです。
鉱石令嬢~没落した悪役令嬢が炭鉱で一山当てるまでのお話~
石マニアをこじらせて鉱業系の会社に勤めていたアラサー研究員の末野いすずはふと気が付くと、暇つぶしでやっていたアプリ乙女ゲームの悪役令嬢マヘリアになっていた。しかも目覚めたタイミングは婚約解消。最悪なタイミングでの目覚め、もはや御家の没落は回避できない。このままでは破滅まっしぐら。何とか逃げ出したいすずがたどり着いたのは最底辺の墓場と揶揄される炭鉱。
彼女は前世の知識を元に、何より生き抜くために鉱山を掘り進め、鉄を作るのである。
これは生き残る為に山を掘る悪役令嬢の物語。
おすすめ度
鉱石で成り上がる悪役令嬢の立身出世物語
転生したとおもったらいきなり婚約解消→追放と崖っぷちのスタートから、現代知識を生かして鉄を精製する技術を使い成り上がるお話
すでに完結しており、文量もちょうどよく綺麗に話をまとめてあるのが好印象
なろうテンプレの追放やざまぁ展開はあるものの、それを主題にしてない話なので楽しく読めました。
似たような話に飽きた人にオススメです!
異世界ファンタジーな世界で人型ロボットの有用性を本気で考える転生者のお話
とある貴族の末息子バルカ・グランドランは転生者である。
この世界では恐るべき魔物が……今のところは襲ってこない。軍事国家が世界征服を目論み戦争を仕掛けて……くる様子もない。家を追い出される……予定もない。
悠々自適すぎる勝ち組ニート、あとは黙って別貴族の婿養子になるか小領地を与えられるだけかの日々。そんなのつまらないじゃん!
剣と魔法を極めるのもなんか思っていたのと違う、モンスター相手に生身で挑むのは正直怖い。領地経営とか楽しくないし、今の所復讐するような目にも合ってない。
もっと自分がやって楽しいことをしたい!
なので、何を思ったか、この魔法溢れる異世界ファンタジーな世界で人型ロボットの有用性を確かめてみようと思い立つ。
おすすめ度
ファンタジー世界に転生したはいいものの、あまりにも平和で将来の不安もない貴族に生まれたため、漫然と毎日を過ごしていた主人公パルカ
あまりにも暇すぎたため、暇つぶしとしてロボットを本気で作ってみようと画策した結果、どんどん自体が大きくなる羽目に・・・
ロボットを作るまでの過程を重視する小説は結構珍しい印象(大体作るか改良して無双がメイン)
現実では作れない人型ロボットを、魔法という万能の説得力で作るという過程をうまく使った小説だと思います。
転生令嬢ヴィルミーナの場合
我々が平和と繁栄を享受できるなら、我々以外の全ての人間が苦しんでいても構わない。
魔導文明世界の近代初期とはそういう時代だった。
この時代、大陸西方や大陸北方の各強国は周辺国との領土の削り合い、言うなれば、自分の家の庭先で延々と殺し合い、奪い合うことに疲弊し辟易し嫌厭していた。苦労してモンスターを駆除して切り拓いた土地を台無しにし、汗水流して稼いだ国富を小便のように垂れ流し、限りある人口を使い潰すことに疲れ果てていた。
そこで、彼らの一部はもっと建設的かつ生産的な希望を求め、外洋へ踏み出した。
現代日本の教科書なら「大航海時代の到来」などとロマンティックに記しただろうが、その実態は悪辣極まりない。軍事力を背景にした強国による大侵略時代が到来したのだから。列強の外洋進出は幾多の苦難と困難を乗り越えて成功し、彼らに大きな富と繁栄をもたらした(侵略される側には決して忘れぬ恨みと怒りをもたらした)。
そして、時が流れて大陸共通暦18世紀。
戦乱と革新の気配が強くなったこの時代に、ベルネシア王国の大公令嬢ヴィルミーナが前世覚醒を遂げた。
前世同様の野心と強欲と上昇志向が目覚めたヴィルミーナは、激動の時代をどう生きるのか。
おすすめ度
ファンタジー世界に転生した元BBAが、産業革命直前の世界で資本主義の恐ろしさを存分に発揮するお話
最初は悪役令嬢ものかと思ったのですが、婚約解消や追放等のテンプレ要素もなく、ちょっと?性格の悪い元BBAが前歴を生かしてお金儲けをする小説でした。
乙女ゲーム的な要素もあるにはあるのですが、会社経営や戦争など血生臭い描写が多く、恋愛描写はかなり薄め
魔法やモンスターなどもほとんど作中に出てこないので、ファンタジーものとして読むと違和感があるかもしれません。
剣と魔法の世界が、金と鉄の世界に生まれ変わる瞬間はなんとも言えない快感のある作品でした。
北の傭兵の息子が南の魔法学院に入学する話。
戦乱の絶えない北の大地で傭兵団の一員として生きてきた少年アルマークが、父との約束に従って平和な南の魔法学院に入学します。
今まで自分がいた世界と学園生活とのあまりのギャップに、アルマークは戸惑うことばかり。
しかし、徐々にその才能の片鱗を見せていきます。
おすすめ度
傭兵の息子として生まれた主人公が、魔法学院の生徒として青春を過ごす、ちょっと殺伐なファンタジー小説
なろうでは、もはや希少種認定されそうな現地主人公物で、身分差の恋愛や差別なども取り扱っている作品
ネット小説では軽視されがちな人間関係の変化や、感情の動きがしっかり描かれており、物語の説得力が非常に高いのが特徴
書籍化の話はあったものの、作者は断ったとのこと
31歳から始める能力付与者 ~マッサージで天下は取れるのか? 取れそうだ~
31歳無職。ハローワーク通いの日々。腹が出てきてちょい薄毛。ルックスは凡庸。こういう特徴の無い人間が一番潰しが効かない。そんな主人公が異世界で美女をマッサージしたり、闘ったり、マッサージしたり、帳簿付けたり、マッサージしたりするお話です。……って読み進めるとマッサージしていないと怒られる日々。こまる。
おすすめ度
どう考えてもノクターンでやるべきでは?という問題作
握手すら不快感があってできない異世界に召喚された主人公が、触っても不快感を感じないチート能力を使ってハーレムを作る話
いろいろな意味でアウトな描写が序盤は続いており、いつノクターン行きするのか見守っていたのですが、3ヶ月立っても削除されてなかったのでおそらく大丈夫・・・なはず
話の展開が遅いので少し冗長な部分が欠点ですが、話数が多く文量もかなりあるのでガッツリ読みたい人にはオススメです。
創世のアルケミスト~前世の記憶を持つ私は崩壊した日本で成り上がる~
崩壊した東京。手にはスマホ。錬金術なんてスキル。そのうえモンスターまで出てきて、まるでポストアポカリプスもののゲーム世界。
だけれど別にゲームでもなんでもなくやることはブラック企業のごときブラック国家の運営だって!?
上司は右も左もわからない女子高生転生者で、彼女が十年の間に悪化させた状況を私がなんとかしろってどういうことなんだ!?
まだ見ぬエナドリを求め、今日も今日とてブラック国家で労働労働! 凡人だけどやる気だけは十人前! 前世がブラック企業の社員だった知識を生かしてがんばる私ことユーリの明日はどっちだ!
おすすめ度
ゲームみたいなシステムがある世界で、複数のプレイヤーが国家を運営しながら戦っている場所に転生?した主人公
チート的な能力もなく、身分も最下層の位置からスタートして、その後に凄い速度で立身出世してくのが楽しい作品
主人公自身はほどほどの地位でいたいのに、まわりがそれを許さないギャップが良いアクセントになっています。
この作者は昔からネット小説で活動している人で、ワクワクさせる物語の書き方が上手いので他の作品もオススメです。
狂乱令嬢ニア・リストン
この時代において、最も新しき英雄の名は、これから記されることになります。
素手で魔獣を屠る、|血雨を歩く者《レッドレイン》。
傷つき倒れる者を助ける、白き癒し手。
堅牢なる鎧さえ意味をなさない、騎士殺し。
ただただ死闘を求める、自殺願望者。ほかにも暴走お嬢様、爆走天使、暴虐の姫君、破滅の舞踏、などなど。
様々な異名で呼ばれた彼女ですが、やはり一番有名なのは「狂乱令嬢」の名。
彼女の名は、これより歴史書の一ページに刻まれることになります。
英雄の名に相応しい狂乱令嬢の、華麗なる戦いの記録。そして、望まないまでも拒む理由もなく歩を進めた、偶像の軌跡。
狂乱令嬢ニア・リストン。
彼女の物語は、とある夜から始まりました。
おすすめ度
前世は英雄?だった主人公が、死んでしまった令嬢の体を使って暴走するお話
転生物にしてはめずらしく神様転生ではなく、原因と結果がハッキリしている珍しい作品
しかもメインのお話が、魔法世界でのユーチューバーというところも更に珍しい
後半になると主人公無双メインの話が多くなり、話の雰囲気が変わるので好き嫌いが分かれそうではありますが、それでも十分オススメできる小説
作者は「俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。」で書籍化している商業作家であり、他の作品もきっちり完結させている作者なので、エターの心配が少ない点も高評価
なろうでおすすめのネット小説:現実世界・現代ファンタジー
12ハロンのチクショー道
『何を望む?』
超常の存在の問いに男はバカ正直な欲望を答えてしまう。
あまりの色欲から、男は競走馬にされてしまった。
それは人間以上の厳しい競争社会。速くなければ生き残れない。
生き残るためにもがき、やがて掴んだ栄光と破滅。
だが、まだ彼の畜生道は終わっていなかった。これは、競走馬にされてしまった男と、そんなでたらめな馬に出会ってしまった男達の熱い競馬物語。
おすすめ度
この記事を見たなら、この作品だけは読んで欲しい
転生モノではかなり珍しい群像劇ものですが、話の主軸は常に主人公(馬)なのでかなり読みやすい。
特徴的なのが主人公(馬)のモノローグは一切ないこと
読者は他のキャラクターからの視点で主人公(馬)の考えを推察するしかありませんが、これがまた面白い上に主人公(馬)の凄さがよりわかる構造になっています。
こういうのが読めるから、ネット小説を漁るのはやめられないんですよね・・・
高校に入ったら同じクラスにアメリカ人の女子がいた
新高校生になった麻生陽が割り振られたクラスには、アメリカ人の女子がいた。
美しい彼女にクラスのみんなは興味津々で話しかけるも、ある理由から誰も彼女と仲良くなることができなかった。
これまで積極的に他の人と友好関係を築こうとも築きたいとも思ってこなかった陽だが、困った彼女を見かねて、1つの行動をとることに決める。そこから、彼の高校生活は予想とはまったく違う方向へと進んでいくことに。
おすすめ度
私もこんな外国人の美少女が転校してきたら必死に英語を覚えたのに!・・・という冗談さておき
英会話ができる主人公と、日本語がほとんど喋れない外国人の女性とのラブコメものなんですが、英会話部分は実際に英語で書かれているのがビビりました(日本語訳もあります)
実際にありえそうなシチュエーションのラブコメなので、読んでいて顔のニヤつきが止まりませんでしたね。
最後に作中で書かれた英語についての注釈もついているので、英語をこれから勉強したい!っていう人にもオススメです。
プニキとはじめるリーグ運営 ~野球ゲーム?作って運営します~
世界一面白いゲームと騙されて100エーカーの森=プニキに挑んだ主人公は気づく。「この要素があれば理想の野球ゲームが作れる!」(第18部)。天才的なプログラマーにして残念な引きこもり従姉と共に進めるゲーム開発。集まる仲間、資金調達に法人化、気づけば会社の代表に(第25部)。スポンサー集め、クラウドファウンディング、メディアへの露出、VR対応、ベータテスト(第48部)。サービスインしてからも課題は山積み。果たして代表社員兼雑用係は、このゲームを何十年と存続させることができるのか?
おすすめ度
理想的なゲーム制作の立身出世物語
最近はインディーズゲームの販売数が増加しており、時代の流れを上手く物語に取り入れた好例
ネット文化における独特な空気の再現率がすごく、本当にそういうゲームが発売されて世間ではこんな反応があったかのように錯覚するぐらい書き方が上手い!
作っている野球ゲームも非常に面白く、AI達の野球ドラマも非常に見応えがあったり、ライバル会社の登場で世間の目がコロコロかわったりと山場が多いのも嬉しい。
Vtuberや仮想通貨についても触れられており、今まさに流行っているトレンドを貪欲に取り入れた話はネットオタクには刺さるはず
現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変
現実世界をモチーフにした乙女ゲームの悪役令嬢に転生。けど、現実世界だからこそ悪役令嬢のスローライフにはいろいろと苦労があって、NAISEIするにも日本近代史と現代経済史とグローバル経済が主人公に襲いかかる。
頑張れ悪役令嬢!負けるな悪役令嬢!!ちょっと太平洋戦争に負けたり、バブルが崩壊したり、フィナンシャルクライシスが襲いかかるけど、ちゃんとスローライフを送るために主人公とイケメンを放置して歴史改ざんとマネーウォーズに身を投じる悪役令嬢桂華院瑠奈の奮闘記。なお、この物語はすべてフィクションであり、偶然の名前や事件の一致等がありましても実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
おすすめ度
この小説は実在の人物・団体等は一切関係ありません。
と書いてありますが、どうみても関係あります。ありがとうございました。
名前を変えたり、微妙にぼかしたりしていますが、現実世界の1990年~2010年あたりまでの大きな事件・転換期に暗躍する悪役令嬢(笑)が主人公。
この話が面白い!と思えるの20代後半から40代までの大人しかいないだろ・・・と思いつつ30代の私は非常に楽しめました。
同世代の人は一読の価値アリです。
空架けるシーカー
架空が地球に突き刺さって半世紀。
世界は異世界を内包する建造物『メイズ・バベル』を中心に回っている。だが、人々はその中心の真実を未だに解明できていない。
この建造物は何処から来たのか? 宇宙か? 異世界か?
あの化物たちの正体は何なのか? 悪魔か? エーリアンか?
フィクションがノンフィクションとなった今、人々は架空を追い、その実在の真実を探し求める。これはフィクションが交錯した現代において、架空を探索する学生の物語。
おすすめ度
王道だからボーイミーツガールは面白いんだよ!!
というのを実感した作品。
一昔の前のライトノベルのテンプレをコテコテに固めたような王道ですが、それがいい
残念なのが、少年少女が出会って事件が一段落してこれからどうなる・・・!?
というところで話が終わっているところ、読んだ後で生殺しかよ!と叫んでしまいました(笑)
とはいえ、小説としては非常に面白く、面白いだけに続きを書いてほしいから完結タグ外してくれないかなーと期待してる作品ではあります。
サクッと読めるので、時間がない人もおすすめです。
TS転生したから野球で無双する
世界中で女子野球がサッカーやバスケットボールよりも人気な世界。そんな世界にTS転生した男が甲子園優勝に向かってひたすら頑張るお話。
おすすめ度
社会人の元野球少年が、TS転生して女子野球で無双するお話
ちょっと主人公がハイスペックすぎるかな・・・という気がしますが、弱小高校に入学して部員集めからスタートするところは少年漫画っぽくて好き
掲示板ネタの頻度が高めなので、嫌いな人は要注意
私の趣味全開の紹介ですが、読みやすく文量もちょうど良い感じなので、スポーツ者が好きな人にはおすすめです!
「前世の記憶がある」と自称する幼馴染と野球をする話
『…皆さんに、勝利の喜びを教えてあげます。』
入部早々に弱小野球部を制圧した女子生徒は、そう言った。
投・打・走のすべてで圧倒的な能力によって、野球部の実権を握った新入部員。
【 山崎 桜 】は、自称…前世の記憶を持つ女である。
おすすめ度
またTS野球ものかよ!・・・という読者の声が聞こえてきそうですが、待って欲しい
この小説の主人公は男性です。
TS転生して野球無双する人の横で振り回される不憫な幼馴染(男)が、この小説の主人公。
イメージ的には「涼宮ハルヒの憂鬱」の野球版と思ってもらえれば差し支えはないかと
特訓しすぎて主人公の野球部員が超強化されたり、社会人野球チームとガチで戦ったり、盛り上がる場面が多いので次に読むのが楽しい作品
TS系が苦手!という人ほど読んでほしい名作です。
三軍ピッチャー! リメイク
藤大吾は野球が好きだが下手だった。そんな大吾は高校1年の夏、三軍行きという遠回しな退部勧告を宣告される。
だが、大吾は諦めなかった。
そして、2年後、プロ野球球団埼玉マウスの入団テストに大吾の姿があった。
後に怪物と呼ばれるピッチャーの幕開けである。
おすすめ度
高校野球をすっ飛ばしてプロ野球として活躍するのがこの作品の主人公
ドラフト会議でいきなり抜擢され、怪物的な活躍で圧倒する俺TUEEEEものですが、
野球部の監督は見る目なさ過ぎ!
と責めるのはちょっと可愛そうかも・・・ざまぁ要素は多いですけどね。
この記事で野球系の小説をかなり紹介してるんですが、私自身は野球ファンというわけではないです。単純にスポコン小説で面白い作品が野球関連が多いだけ
なので、野球に関して詳しくなくても十分楽しめると思います。
あなたの天職は《大妖怪》です
いい加減真面目に進路を考えねばいけなくなった中学二年の冬
全寮制ということ以外の希望がロクになかった少年、狗藤威吹《くどういぶき》は
適正職業斡旋システム”Oracle”の力を借りることに――――だが、その判断が非日常への呼び水となった
導き出された結果は”大妖怪”。
紆余曲折を経て大妖怪を目指すことを決め神秘の世界に足を踏み入れる威吹だったが・・・
おすすめ度
ジャンル分けにちょっと困りましたが、一応現代をモデルにした世界観なのでこちらに
現実世界と幻想世界という2つの世界が共存した現実が舞台
大妖怪という職業が天職だと言われた主人公が、平凡だと思ってた自分が想像以上にやべーやつすぎて無自覚に暴れまくるお話です。
コメディっぽい感じに見えますが、よく考えるとかなりダークというか命が軽い感じで進むので、合わない人にはとことん合わないかも?
主人公は強いといえば強いんですが、それよりも精神性が化け物なので、精神的にタフな主人公が好きな人ほど楽しめる作品です。
ダンジョン・バスターズ ~中年男ですが庭にダンジョンが出現したので世界を救います~
東京都江戸川区鹿骨町…… 交通の便の悪いこの町で経営コンサルタントとして気楽な独身生活を過ごしていた江副和彦は、ある日自分の庭に、奇妙な穴が出現していることに気づいた。延々と続く石造りの階段を降りると、15メートル四方の奇妙な空間と扉があった。頭の中に声が響く。
〈世界律に基づき「ダンジョン・システム」を起動します〉
そして目の前に「レジェンド・カード 妖艶なるくノ一 朱音」が出現する。混乱状態の主人公に、カードから顕現した黒髪の巨乳美女は告げた。
「これから1公転間に、全世界に合計666のダンジョンが出現します。そして10公転後、世界中が魔物に埋め尽くされ、この世界は滅びます。滅亡を回避するためには、ダンジョンを討伐するしかありません」
おすすめ度
中年のおっさんがダンジョンと最初に接触してしまい、世界滅亡の危機を回避するために奔走するお話
主人公はおっさんなので、サラリーマン的な常識というか、用語やら手法がよくでてくるので面白く感じられるのは20代以上のおっさん読者
ダンジョンものだと実力を隠しながら目立たないようにする話が多いですが、こちらは時間切れで世界が滅亡してしまうので超目立ちまくります。
名実ともにトップを独走しながら、下の人間が育つように奔走したりと、ちょっと変わったダンジョンものが読みたい人にオススメです。
サッカーと恋愛 〜普通に生きてきた俺が、ある日サッカーをした事がきっかけで、超美形の兄妹から惚れられてしまうお話〜
サッカー国士無双話。
ちょっと人とは変わった所があれども、概ね平凡な一般人である佐田明が、ある日、球技大会でサッカーをした事がきっかけで、学校のヒーロー&ヒロインである滋賀兄妹から注目され、アプローチを受ける話。
おすすめ度
二重人格?になった主人公が、その技能を生かしてサッカー界に旋風を巻き起こす話
ここで前に紹介した「三軍ピッチャー リメイク!」と同じ作者の新作で、別作品で書籍化もしており、安定した面白さ
恋愛要素が若干不安なものの、ひねくれた主人公が天才イケメン野郎に誘われてサッカーの世界で暴れまわる・・・という感じになりそうで非常に楽しみ
まだ話数は少ないものの、今後に期待したいということで紹介
凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ〜俺だけダンジョン攻略のヒントが聞こえるのに難易度がハードモード過ぎる件について〜
現代ダンジョン! レアアイテム! モンスター食材! オカルト! ショッピング! 金策! クラフトandハックandスラッシュ! ラブコメ!
現代ダンジョンを生き抜く凡人の探索者が3年後に迫る自分の死期を生き抜くために強くなろうとします。
主人公は怪物が三体以上ならば、逃げるか隠れるか、追い払うかしか出来ません。そこから強くなる為に、ダンジョンに潜り特別なアイテムや食材を食べて力を得ます。
凡人の探索者だけに聞こえるダンジョンのヒントを武器に恐ろしい怪物達と渡り合い、たのしい現代ダンジョンライフを送ります。
おすすめ度
現実にダンジョンが現れた世界に、少しだけ非凡な主人公が頑張って強くなる話
主人公はトップクラスのチームに所属しており、能力的には釣り合っていないので下っ端みたいな立ち位置なのが特徴
なろうによくある追放ものではないので、冷遇されたりはしませんが周りからやっかみを受けたりはします。
話の展開はまだまだ序盤なので書けることは少ないのですが、主人公が無双する作品ではないのは確かなので、現代ダンジョンをメインにした作品ではかなり珍しい作品です(現代ダンジョンは無双系が本当に多い)
逆行転生したおじさん、性別も逆転したけどバーチャルYouTuberの親分をめざす!
2017年末から2018年夏までに囚われている私たちへ、強めの幻覚を贈る。
Vファンおじさんは死んだ! ところが悪魔がやってきて人生やり直しの機会を? でも特にやり直したいことはない。いや、ひとつだけ――もっとVtuberのてぇてぇが見たかった。それならいっそ、自分がVtuberの親分になればいいのでは?
ちょっとのチートを使って目指すは世界初のVtuber。ところでなんで女の子になったんですかね? おじさん、男の子だよ?※本編完結済み。
おすすめ度
わからない人にはまったくわからないV界隈のネタが随所に散りばめられた、VオタクによるVオタクのための小説
ストーリーに関してはタイトル道理としかいいようがなく、逆行して女になったけど親玉ポジションのVチューバーになりました!で全ての説明が終わってしまう作品。
面白くなるのは2015年ぐらいからなので、山場が少し遅めな点には注意が必要
並行世界のVチューバー達の歴史を見ることができる。
ここに面白さを感じられる人は楽しめる作品だと思います。
エースはまだ自分の限界を知らない
中学最後の試合、直史は強豪校を二安打に抑えながらも、味方の援護なく敗戦投手となった。
野球部には期待せずに選んだ、公立の進学校。だがそこで直史は、同じ中学出身でシニアに入っていた椎名美雪から、入学直後に野球部に誘われる。
全国区のシニアメンバーの大半が入部した野球部は、ごく普通の公立校ながら、春季大会で勝ち進んでいく。
偶然早めに見学に来たもう一人の小さなスラッガーと共に、直史は春の大会で背番号を貰って出場することになる。
速すぎるストレートも、曲がりすぎる変化球も、キャッチャーの能力不足で封印していた直史は、己の力を発揮する場所を得る。
これは研究する凡人と、天才や奇才が集まって、甲子園までは特に目指さないお話、かも。
おすすめ度
中学時代はチームメイトに恵まれず才能を発揮できなかった投手が、高校生になって才能を開花させるお話。
漫画みたいなバグ性能キャラクターが多く登場し、硬派な野球小説ではないですが個人的にはこれぐらいのほうが読みやすい
ただ、二章になるとその傾向がさらに強くなっている感じもあり、話をどう纏めていくのか気になる所
全体的に漫画みたいな描写が多い作品なので、野球漫画が好きな人は楽しめる作品です。
ゾンビシティサバイバル
近未来の日本で都市部を中心にアウトブレイクが発生。街はまたたく間にゾンビ達に支配されていく。
今まで生きる目標も、守るべき者も無く、ただなんとなく生きてきただけの一人のサラリーマンが、混乱していく世界の中で非力ながらも持ち前の知力を駆使して生き延びようと抗い続ける。
終わりの見えない戦いと避難を繰り返しつつも、道中さまざまな人達と出会い交流し、その経験を糧にして『生きる目的』というものを探し出すサバイバルストーリー。
※スプラッター要素とババーンキャー要素は少なめです。
バイオハザードみたいな世界でゾンビを倒しながらサバイバルする・・・のではなく、ゾンビとして人間を襲う側になった主人公
バイオハザード2ならタイラント、3ならネメシス的なポジションなのですが、戦闘力は他のゾンビより少し優れてる程度
一番の武器は人間と変わらない頭脳と、ゾンビになって強化された筋力ですが、代償として細かい力加減ができないので道具を作ったりはできません。
主人公の戦闘力が強すぎないので、ゾンビになって人間相手に無双だ!みたいな描写がないのが非常に良かったです。
一章は主人公のみでしたが、二章は仲間も増えてここからどうなるか楽しみです。
なろうでおすすめのネット小説:SF・VRMMO
【VR】ブレイブファンタジー【神ゲー確実】
20XX年、ついにVRMMOが世に解き放たれた……!そこに現れたるは一本の糞ゲー、ブレイブファンタジー。運営がフューチャーキングという糞運営であったためにだれも期待しなかった。圧倒的なステマ力を持つライバルVRゲームすらも存在するこの業界、この先生きのこれるのか。これはその後伝説のゲームとなったブレイブファンタジーのスレッドの過去ログである……! 掲示板モノ。
おすすめ度
ほぼ全編掲示板形式で進む、ちょっとめずらしいVRMMOもの
デスゲームが始まったと思ったら課金アイテムがバランスブレイカーで速攻クリアされたり、VRMMOで定番の職業サモナーで召喚モンスターの放置狩りが横行したり、AI主導で運営したらとんでもないことをしでかしたり、
VRMMOならあるあるネタを皮肉ったり、弄り倒しまくるのがめっちゃ笑えます。
特に面白かったのが、VRMMOの中でTRPGのセッションをできるようにしたら、別ゲームのNPCたちがハマって他のVRMMOが機能不全になるとか・・・現実にやったらありそうで面白かったです。
そりゃAIだって生きてるんだから、同じことやらされたら飽きる罠
掲示板形式に拒否感がないなら、ぜひ読んでみてください。
オフライン最強の第六闘神 <伝説の格ゲーマー、VRMMOで再び最強を目指す>
かつてオフラインVR格闘ゲームで神話的な最強伝説を打ち立てた主人公・竜神ツルギ。2年の引退生活の末、彼はVRMMOでプロゲーミングチームにスカウトされる。オンラインゲームでは無名の彼だったが、やがて”6人目の最強者”《第六闘神》と呼ばれるようになり、再び最強への道を歩んでゆく。
おすすめ度
タイトルからは想像もつかないと思いますが、eスポーツを題材にしたスポコン小説です。
なろう系の最強主人公モノというよりは、ジャンプ系の最強主人公モノという感じ、主人公より強い強敵と戦いながら強くなっていく成長型なので、ネット小説の中ではかなり異質な作品。
VRMMOのeスポーツもの、もっと増えないかな・・・
クロステラ ― 俺のパソコンと異世界が繋がっている
『サモンズ ワールド』という大規模多人数型オンラインゲームは、理不尽要素を詰め込んだ運要素の強いクソゲーであった。
初期は一律レベル1から始まるが、出生がランダムで決まる。上は王族、下は村民……初期資金に雲泥の差があり、さらに初期ステータスにさえ如実に差があったり、プレイヤーからはガチャなどと呼ばれたりした。さらにゲームにあるべき復活要素がなく、教会などで復活もしてくれないのである。デスペナどころの話ではない。
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自分が操作するNPCとコミニケーションを取りながら戦うMMORPG「サモンワールド」をプレイしていたトッププレイヤーが、ゲームでしかない存在のNPCを現実に召喚してしまう・・・というのが2章のお話
1章はゲームを始めてからトッププレイヤーになるまでの過程を描いた話なのですが、これがかなり長いです。
操作するNPCには自我があるので色々とトラブルがあり、効率だけを求めるゲーマーと実際に生きているNPCとの意識の差が大きな事件に発展。2章では現実世界にも影響を受けてしまいます。
ヒロインのNPCが可愛く、主人公に信頼を寄せる過程がすごくニヤニヤできる小説。
初投稿してから2019年3月現在まで毎日更新されおり、更新速度が早いのもオススメできる理由の一つ
昔のゲームばっかりやってたぼっちなコミュ障に、VRMMOはキツイっす
小学生のころから一昔前のゲームが好きで、当時流行りだしていたフルダイブVRに手を出していなかった赤石信吾。おかげで周囲と話が合わなくなり、大学生になるころには立派なぼっちでコミュ障。そんな赤石もついにフルダイブVRゲームに手を伸ばす時が来たのだが……。
「なんでフルダイブVRはMMOばっかりなんだよ……」やたらと出てくる協力・他者とのコミュニケーション要素に辟易としながらソロプレイにひた走る!ゲームである以上協力プレイもある程度はするけどね!
おすすめ度
いろいろなVRMMOに手を出すコミュ障の主人公の珍道中
最初にプレイするVRMMOが海洋生物になって生き残るゲームだったり、次に遊ぶゲームが銃を打ち合う対人ゲームだったりと、ゲームジャンルのバリエーションが多いのが特徴
主人公はボッチを自称していますが、違うゲームに行くたびに知り合いが増えていくので、人間関係の改善も見られるのも良いですね!
ゲームごとに起承転結があるので、短時間で区切りの良いところまで読めるのも高評価
全体的な文量は現時点でもかなりあるので、ガッツリ読みたい人にもオススメです!
転生者のSF戦記。あれ?でもココ転生者の意味無くね?
アーマード・ウォーカーに乗りたくて傭兵になりました。
そんなおバカな転生者が小さなギフトを使って日々戦ったり護衛したり買い物したりしていた。だがある日多額のボーナスに惹かれて受けた依頼。それが彼の運命を徐々に変えて行く。
そんな中転生者は一言呟く。「昔のネタが全然通じねえよ」
おすすめ度
ロボ物のお約束が通じないことを嘆きつつ、いつかは専用機を手に入れることを夢見る傭兵が主人公
転生要素は添え物程度で、メインは主人公のぶっとんだ度胸と、少し先が見える未来視を使った無双がメインのお話
アーマードコアが好きな人はニヤリとできるネタが随所に散りばめられてるので、身体が闘争を求める人はぜひ読んでみてください。
21世紀TS少女による未来世紀VRゲーム実況配信!
21世紀を生きるおじさんが、時空実験に巻き込まれ未来SF時代にタイムスリップ。肉体を失い女性型アンドロイドのボディに魂をインストールされたおじさん改めTS少女は、未来の世界で生きていくことを決める。
そんな技術の発達したこの時代では誰も働く必要がなく、日がな一日遊び呆けるのが未来人の生き方になっていた。しかし、現代人の真面目な元おじさんは、働かずただ遊ぶだけでは何かが物足りない。そうだ、動画配信しよう!
VR習熟のために時間加速したゲームで修行したり、VRMMOでかたつむり観光客をしたり、ゲームを離れて21世紀料理を作ったり。TS少女の挑戦が今、始まる!
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おっさんが、未来の世界で、美少女アンドロイドになり、未来のゲームを実況する小説(属性過多)
現実だと江戸時代の人間がユーチューバーになって現代のゲームを実況するみたいなもの。これは再生数稼げますわ(確信)
相方のアンドロイドとの掛け合いが面白く、メインの登場人物が2名という少なさをうまくカバーしてる作品
未来世界に関する説明も要所要所で話しつつ、未来のゲームを楽しくゲームしていくのは微笑ましい
未来のVチューバー的な立ち位置で進行するので、Vチューバー好きなら特にオススメ!
異世界SF! FPS!
――俺が今までに救った世界の数を知ってるか?
没入型端末が普及した近年、ゲームは既存の壁を悉く打ち破った。
リアルを越えたリアル。リアルに存在しない様々な物にまでそれは”現実感”を与えた。「だが、これは、本当にゲームなのか?」
制作者不明のゲーム。来歴不明のAI。
ゲーマーなら慣れていて当然だった。唐突に、壮大で理不尽なミッションを与えられる事に。次のそれは、世界を救う事。
おすすめ度
VRゲームで何度も世界を救ってきた主人公が、本当に現実の世界を救ってしまうかもしれないお話
主人公(のアバター)がめちゃくちゃカッコよく、ターミネーターのようなタフガイが絶望的な状況を切り開いていくのが楽しい作品
サポート役のAIも少しおちゃめなところがあったりして、配役のバランスも良い感じ
地球防衛軍のストーム1とか、エースコンバットの円卓の鬼神など、個人で大局に影響する存在が大好きな人には特におすすめの小説です。
小説家になろうで読める、おすすめネット小説のまとめ
書籍化されたネット小説のおすすめについては、下記の記事でまとめています。

よろしければぜひ読んでいってください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。