障害基礎年金2級認定されて、ちょっと安心した男、みそじです。
11月頃に申請した障害基礎年金の申請が通り、先日振込が確認できました。
なので、今回は障害基礎年金を受給するために、私が注意した点について書いていこうと思います。
障害基礎年金を申請するときに注意した3つの点
1.自覚症状はできるだけメモに書いてまとめておく

まず最初にしたことは、自覚症状についてできるだけメモにまとめておくことです。
特に私のような精神障害で申請するような人は、対人関係に問題を抱えている人が多く、たとえ自分の症状を理解していても相手に伝えられない場合が多々あります。
社労士に依頼するにしろ、医師に診断書を書いてもらうにしろ、自分の思っている症状より軽く思われてしまうと、申請が通る確率も減ってしまいます。
先に紙に書いておき、それを見ながら伝えるか、いっそのこと”症状をまとめたメモ”を渡して「これが私の自覚症状です」と伝えたほうがスムーズに行うことができます。
2.最初からプロ(社労士)に頼る

障害基礎年金の申請は代理人を使って申請することも認められており、できることなら社労士に依頼したほうが確実です。
私自身も社労士に依頼して申請しましたが、その人から色々なアドバイスをもらって申請した結果、認定されました。
社労士から言われたアドバイスについては、下で全て記載していますが、提出に必要な書類の確認や申立書の書き方など、社労士に依頼したほうが精神的に楽になるのは確実です。
障害基礎年金は申請から認定までの待ち時間が非常に長く、その間「自分が出した書類に不備はないか」「本当にきちんと届いているのか」不安になります。
社労士に依頼した私です不安になりましたので、精神障害を抱えている人なら社労士に依頼したほうがいいでしょう。
3.医師に自分の症状を正確に伝える

次に重要なことは医師に自分の症状を伝えることです。
ここで重要なのは今の自分の状態を伝えるのではなく、辛い状態の症状を訴えましょう。
精神障害は症状の辛さに波があることが多く、病院までいける時は症状が軽いときしかいけない人もいます(私はその典型)
医師は日常のあなたを知っているわけではなく、病院で対面した状態のあなたしか知りません。
症状が軽い状態のあなたを基準に診断書を作成したら、等級が不当に低くなる可能性も高くなります。
必ず、辛い状態の自分の症状をハッキリと伝えましょう。
障害基礎年金の申請は無駄ではない

障害基礎年金に申請する前、障害基礎年金について医師に相談したことがあります。
今では障害基礎年金2級の申請が通った私ですが、相談した2人の医師からは「2級は絶対無理、3級ならなんとかいけるんじゃない?」的なニュアンスで言われました(笑)
これは診断書を書いてもらったあとでも言われたことなので、私が不当に症状を深刻に見せたわけではありませんよ?
医師がそれだけ障害基礎年金の診断基準を理解していないのです。
社労士の人にも相談しましたが、「3級は大丈夫、2級はちょっとわからない」と言われましたが、結果として2級と診断されたわけなので、社労士の意見が正しかったというわけです。
多くが誤解されがちなのが「医師と相談したけど障害基礎年金の申請しても無駄になりそう」と考えて申請をやめてしまいそうですが、これは非常にもったいない。
障害基礎年金を受給中は、年金の支払いも免除になりますし、支給金額以上のメリットがあるのでぜひ申請しておきましょう!
社労士に聞いた!障害基礎年金を受給するための2ポイント
社労士に依頼したらせっかく受給できても、お金が取られるから自力で頑張りたい!
という人に向けて、社労士に聞いた障害基礎年金を受給するポイントをまとめておきます。
1.申立書は受給に必要な症状以外のことを書かない

障害基礎年金の認定のために一番重要なのは、申立書と診断書に書いてある内容です。
診断書は医師が書くので、どれだけ頑張っても最後は医師の判断に委ねられますが、申立書は自分もしくは代理人が”病気の症状”を記載する書類になるため、
受給できるか否かは、申立書の書き方次第になります。
ですが、ここで乱雑に自分の辛い症状を書いてしまったり、嘘の症状を書き連ねると認定される確率は下がってしまいます。
申立書を書く上で重要なのは「医師の診断書と矛盾しない」「発症時から現在までの過程を書き、空白期間を無くす」の2点
あとは症状を記載するとき、不必要に症状を盛る必要もありませんが「〇〇することで症状が改善しています!」みたいなのはNGです。
申立書は”就職活動で使う履歴書”みたいなものなので、事実は書くがマイナスになる要素は伏せて書いたほうが受給率はあがりますよ
と社労士の人に言われて、なるほどなーと納得した覚えがあります(笑)
2.診断書で見るべき重要な部分は「日常生活の能力判定」

診断書にはいろいろ記載される項目があると思いますが、その中でも特に重要なのが日常生活能力の判定!
これは下記の7項目あり、このチェック項目が超重要です。
- 適切な食事
- 身辺の清潔保持
- 金銭管理と買い物
- 通院と服薬
- 他人との意思伝達及び対人関係
- 身辺の安全保持及び危機対応
- 社会性
これらは4段階でチェックされ、一人暮らしで生活の援助もない状態で判断されます。
チェック段階は下記の通り
- できる
- おおむねできるが時には助言や指導を必要とする
- 助言が指導があればできる
- 助言や指導をしてもらできない若くしは行わない
2級を受給するには、”できる”という項目に一つでもチェックがあると無理だと言われましたね。
私は全て2か3にチェックマークが入っており、3のほうが多めでしたが、社労士の人からは「2が多いと2級取るのは難しいかも」と言われたので、結構ギリギリのラインだったと思います。
もし不当にこの項目が軽くチェックされているなら、医師に伝えて診断書の訂正を求めるのもありです。それぐらい重要な項目なので
障害基礎年金を申請するまでに注意する点のまとめ
- 診断書の日常生活判定は重要
- 症状を記載する申立書は超重要
- 障害基礎年金について理解している医師は少ない
一番重要なのはこの3点ですね。
障害基礎年金を申請するために必要な書類や、申請の流れについては下記の記事にまとめていますので、よろしければ御覧ください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
あなたが障害基礎年金を受給できることを、心から願っています。