アトリエシリーズは今作初プレイ、みそじです。
今回の記事では2019年9月26日に発売された「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」をプレイした感想について書いていきます。
完全にライザのキャラデザに釣られて買った本作ですが、想像以上に楽しめる良いゲームだったので、ぜひ布教したいと思い記事にしました!
それでもOKという人は、下へとどうぞ
ライザのアトリエについての簡単な概要
新しい世界で紡がれるアトリエシリーズの最新作
アトリエシリーズは1997年の「マリーのアトリエ」から続くゲームで、すでに20作品以上も続いてるコア層に人気のゲーム
その最新作が「ライザのアトリエ」なのですが、今作は前作とのつながりは一切なく新規の世界が舞台
私のように、今までアトリエシリーズをやったことがないプレイヤーにはチャンスですよ!!
戦闘はリアルタイムで戦う「リアルタクティクスバトル」
戦闘に関して一言で説明するのが難しいのですが、FF7のように一定時間時間が経過したキャラクターから行動するシステムになっています。
ただし、自分が操作するキャラクター以外は通常攻撃を繰り返すだけで、NPCが自発的にスキルを使うことはありません。
他のキャラは「アクションオーダー」「エクストラオーダー」で言われたものを達成するとスキルで追撃してくれます。

また、ライザのアトリエの特徴的なものとして、ドラクエでいうところのMPという概念がありません。
そのかわり通常攻撃で増やすことのできる「AP」を消費することでスキルが使えるのですが、このAPの使い道が多いのが中々に曲者
- APを全て消費して「タクティクスレベル」を上げる
- 決められたAPを消費してスキルを発動
- APを10消費して即時自分のターンにする
3つも使いみちがあるため、ひたすらスキルを連発してれば勝てるゲームではないのが面白いところ
「タクティクスレベル」は、レベルが上がるごとにキャラクターの性能が上昇し、通常攻撃が連続になったり、APの最大値が上がるなど超重要な要素で、レベル1のままだと雑魚敵すら苦戦します。
入手したアイテムを錬金して新しいアイテムを作り出す
主人公のライザは錬金術師なので、アイテムを採取したり敵をを倒すことで素材を集め、回復アイテムを作ったり装備を作成したりすることができます。

アイテムは「マテリアル環」に決められた素材を投入することで様々な効果を付与することが可能
回復アイテムや攻撃アイテムは、一度使えば無くなるものではなく、装備にセットすれば何度でも使えます。
そのかわり「CC」というステータスを消費して使うので、無制限にアイテムを使い放題というわけでもないですが
素材アイテムの採取には杖で殴ったり、ハンマーで壊したり、斧で切り倒したりと色々なアクションが用意されており、同じ採取ポイントでも使う道具で違うアイテムが取れたりします。

ライザのアトリエをプレイした感想
戦闘は神ゲーレベルの面白さ
ライザのアトリエは完全にキャラデザに釣られたので、戦闘に関してはまったく期待していなかったのですが、実際にプレイしてみると戦闘がマジで面白い
リアルタイムバトル+独自のシステムが多いので、慣れるまでが大変でしたが、慣れてくると、テンポの良さと戦略性の高さに驚かされました。
とくにAPを消費することで即時自分のターンになる「クイックアクション」は、使いこなせるようになると完全に別ゲー

敵の必殺技を防ぐのに使ったり、回復アイテムを使って味方の戦闘不能を防いだり、ブレイクした敵を追撃するなど使いどころが多く、うまく敵の攻撃を捌けると強敵でもあっさり倒せたりします。
戦闘中のキャラクターもよく動くし、よく喋る。戦闘のBGMもよく、RPGというカテゴリの戦闘なら最高レベルの面白さでした。

錬金は楽しいけど、採取はちょっと面倒
錬金のシステムは最初よくわからずに適当に素材を入れてただけなんですが、システムに慣れてくると強いアイテムをガンガン作れるようになるので、後半になるほど楽しい要素だと思います。

しかし、それに反して採取は後半になると面倒になる部分が多く、ここらへんはもうちょっとなんとかしてほしかったですね。
後半になると4個の道具を使い分けて採取するのですが、この切替がワンボタンで狙った道具に変更できなかったり、レベル差がかなりある敵が突っ込んできて採取に時間がかかる等、もっとテンポよく採取させてほしかったです。
ストーリーは若干短く感じるが、良作レベル
ストーリーに関しては、登場人物が少ないことと、作中時間が1季節で終わることから、壮大な冒険を期待するのはやめたほうがいいです。
シナリオ自体は面白いんですけど、物足りなさを感じる部分が多く、そこが少し残念
ですが、仲間になるキャラクター全てに見せ場があったり、嫌味なうざいだけのキャラだと思ってた「ボオス」が良い味を出してたりと、うまくまとめられたストーリーだったと思います。

その他の不満点を上げると、演出が微妙だったり、明確な悪役キャラがいないので盛り上がりに欠けるなど、細かい不満点はあるのですが、良作レベルに面白いゲームでした。
クリアに要した時間は33時間

クリア時間は約33時間
サブクエはほとんど終わらせたので、サブを放置してストーリークリアに集中すれば30時間を切ることもできそう
ラスボスを倒したあとに発生するイベントなどはまだプレイしていないので、やりこみ要素も合わせれば40時間は遊べるゲームだと思います。
ライザのアトリエの感想・評価のまとめ

名作!と断言できるゲームではないけれど、ライザのキャラデザに興味を惹かれた人なら買って損はない。むしろ早く買え!と言いたくなるぐらい良いゲームでした。
記事に貼ってあるスクショをみれば理解できると思いますが、キャラデザと3Dモデリングが神がかってるほどよく、ライザをひたすら眺めるだけでも十分元が取れるゲームです。
ライザに釣られた人はぜひ買ってプレイしてみてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。