おはようございます、みそじです。
あなたは「嫌なことがあったとき、不動の心があればいいのに」と思ったことはありませんか?
他人の目線が気になったり、性格で悩んだり、そういう悩みを解決したい!という人はたくさんいます。
私も30年間悩み続けました。そしてある勘違いに気づいたのです。
”気にしない心=メンタルの強さ”ではないことに
そんな勘違いから一緒に脱却しましょう!
ストイックは美徳ではない

「現状に満足するな」と、日本ではよく言われる言葉です。
ですが、これは「気にしない心」を手に入れたいのであれば捨ててください。自分に厳しくすればするほど、他人を気にしてしまいます。まずは「現状に満足する」ことを重視してください。
ひたすら上に上に登っていこうとしても、土台がスカスカではすぐに崩れてしまいます。倒れた自分をみて、他人の目を気にしないで行動できるでしょうか?
まずは地に足のついた人間を目指せばいいのです。
余裕がある人間を目指す

「気にしない心」を最初から持っている人は余裕があります。
それはお金であったり、時間的余裕、精神的余裕など、さまざまな柔軟性を持っているということです。余裕があれば、他人の嫌味なんて気にしないでしょう。オリンピックの選手に一般人がヘタクソ!と罵倒しても、スルーされるのと同じことです。
自分に厳しいと、余裕を奪ってしまうので、寛容な人間を目指しましょう。一番有効なのは人付き合いを見直すことですね。余裕のない人間、ネガティブな事しか言わない人間とは少し距離を置くといいです。逆に自分がそうなっているのであれば、愚痴を言ったら10個良いことを言うぐらいしましょう。
人間は言葉の影響を受けやすい生き物です。逆に言葉をうまく使えば、あっさり余裕人間に生まれ変わることができます。
他人に嫌われる勇気をもつ

気にしない心を持ちたい人は、他人に嫌われたくないという思いが根底にあります。
ですが、世界中全ての人間から好かれる人間なんて存在しません。「他人に配慮しすぎて嫌われた」という思いをした人は多いのではないでしょうか?
他人の心を100%理解する必要はありません。表面上のことだけ気にしていればいいのです。
裏ではこういうことを思っているんだろうな・・・
というのは時間の無駄です。
行動してみてダメだったら、「何がダメだったのかストレートに聞く」ほうが後々上手くいきます。もしそんなことをしたくないのであれば、こちらも表面的な対応のみ済ませておけばいいのです。
他人に配慮するというのは良いことですが、他人の心まで理解しようとすると深みにハマります。考えても本心なんてものは見えてきません。
メンタルを鍛えるより、身体を鍛えたほうが効果的

よく弱い心でも鍛えれば、他人の心を気にせずにスルーできると言われます。
これに関して、私は否定的な立場です。
心を鍛えるというのは結構懐疑的で、そもそも鍛えてもどこで判断するのか?という問題があります。心の強弱は自虐的な人間ほど意味が薄いんじゃないでしょうか?
メンタルをどうにかしたいのであれば、身体を鍛えたほうが遥かに効果的です。それは自信にも繋がりますし、身体的余裕は結果的に心を強くしてくれます。
最後に「完璧主義」はやめること

完璧主義は結果至上主義とも言えます。結果を出すためには妥協しないし、周りの評価も上がっていきます。
ですが、その生き方つらくありませんか?
人間である以上、完璧に行動するのは不可能です。
ささいなミスで自分を責めてしまったり、他人にその理想を押し付けてしまったら、その人はどう思うでしょうか?
完璧という幻想を求めて自分を消耗しても、残るものは何もありません。
何かを始める上で、途中で投げ出してもいいのです。未完成でも構いません。適当に生きてみてください。
100点の自分を目指すのではなく、70点ぐらいを目指して、余った30点はストックしてみてください。他人が困っていて、その30点を景気よくあげてみたら、倍の60点になって返ってくるかもしれません。
ゆとりができて、初めて気にしない心が手に入ります。