おはようございます。みそじです。
なんとか1ヶ月サイト作成、記事更新を続けることができました。
今まで何もしていなかった自分が、24時間サイトについて頭を抱えながら記事を書いていたのは大きな一歩です。
まだまだ歩き始めたばかりですが、これからもよろしくおねがいします!
そんな私が非常に頭が痛い問題がひとつあります。
今のグーグル検索システムは面白さを求めてないのではないか?という疑念です。
グーグル検索が好むサイト
グーグルの基本理念はユーザーファースト
つまりユーザーが便利だと感じれば、勝手にユーザーは集まってくるので集客する必要はない!という理念です。
よく言われるSEO対策についても、最高のSEO対策はグーグルの理念に沿うことだ!と言われます。
ユーザーは検索したいわけじゃない。答えがほしいだけだ
SEO対策の基本としてどの本でも書いてあります。(私はサイト作成して初めて知りましたが)
例えば就職活動について悩んでたら、「どうしたら就職できるのか?」という疑問に対しての解答が欲しいんですね。
そこで同じように検索されている人の動きをデータとして参照、評価が高いものを上位表示しています。
これを調べたとき、未来のSF的な部分まで技術が進んでるんだなと思いましたね。
人間の行動をビッグデータとして保管してる、グーグルだからこそできる荒業ですよ。
つまりに大衆に受けて、人気のあるサイトほどグーグルは好みます。
いやいや当然だろ?・・・と思うんですけど、これちょっと問題もあるんですよ。
グーグル検索では自分が面白いと思う物を見つけられない
グーグル検索に引っかかったページから何ページも下げて見る人は全体の1割以下です。
最初の1ページ目で出てこないと、ほとんどの人は存在すらしらないことになります。
サイトは見なければ無いのと一緒、非常に世知辛い世界ですね・・・
サイトの滞在時間や離脱率も評価に入りますが、一番重要な項目はPVです。
「休みの日でちょっと暇だな~ 前に興味のあったことを検索してみるか」
そんな事を思ったあなたは、グーグル検索で単語を検索しました。
結果、2つのページが表示されたとします。
表示されたページはこの2つ
「データを広く取り扱った上で解答がある記事」「マニアックな個人的考えを書いた日記」
・・・このうちどちらが良い記事だと思います?
私は「マニアックな個人的考えを書いた日記」のほうが良い記事なものだと思います。
なぜかというと、それはインターネットしかみれない「オンリーワン」な情報だからです。
でもグーグルが評価するのは「データを広く取り扱った上で解答がある記事」なんですよ。
グーグルはユーザー側の需要が多いほうが記事として有用だと評価してるんです。
そこに付け加えるなら、誰でも理解できて明確な答えのある記事のほうが強いんです。
グーグル検索で上位表示させるために、先鋭化したのが「キュレーションメディア」(特定の情報をまとめたサイト)。
これはほとんどのサイトは発信者が違うだけで、書いてあること一緒なんですよ。
まとめ特化型のトレンドサイトは特に一致率が高いです。
書いてあることは一緒だから情報の価値が薄い。
でも検索には引っかかるからページの評価は高い。
ユーザー視点でみると最近は類似サイトばかり検索結果に表示され、結果的に欲しい情報がわからずに別単語で検索し直すということが多くなりました。
運営側の視点から考えると、グーグル検索は最高の相性です。
検索結果の上に行けば雪だるまのようにPVが上がるので、キュレーションメディアは今後も増えていくでしょう。
さらに言及するならキュレーションメディアの中に「マニアックな個人的考えを書いた記事」をのせれば多くの人に記事を読んでもらえます。
いいね!が貰えれば一気にアクセス数が跳ね上がることもあります。
インターネットの利点を見る
近年はテレビにかわり、インターネットがメディアのトップになりました。
テレビとインターネットの違いってなんでしょうか?
色々意見があると思いますが、一番の利点は個人ユーザーでも情報が配信できて、それが世界中に伝わることだったはずです。
でも今のグーグル検索システムで、いち個人のユーザーが検索エンジンから上位表示させ、情報を伝えるのはかなり大変です。
今あるキュレーションメディアを押しのけてキーワードを選定し、理解しやすいオンリーワンな文章を作成しないといけません。
下手すると勝手に情報をコピペされて、あちらのコンテンツとして作成される問題もあります。
ネットの利点はマスメディアからの情報じゃなくて、ユーザーからの生情報を調べられるのが一番の利点だったのに・・・本末転倒な気がしてなりません。
このような点から、グーグル検索はインターネットの利点を潰してると感じます。
インターネットの利用者が電子辞書以上の情報を求めていない面も・・・時代の流れかもしれませんね。
グーグル検索を飛び出せば面白さは見えてくる
ググってもつまらないサイトしかでないよ~
じゃあググるのやめましょう
グーグル検索の弱い部分である、「マニアックな個人的考えを書いた記事」を見れるSNSを使うのです。
SNSサービス始まった当初は理解できませんでしたが、一個人が情報を発信出来るサービスはインターネットという広い枠組みではなく、SNSという狭いコミュニティのほうが都合が良くなったんですね。
いいね!機能は「面白い!」とおもった情報を共有するための手軽なツールとして機能していますし、SNSがヒットした理由を分析してみると色々見えてくるものがあります。
こう考えるとInstagramが勢力を伸ばしてるのも納得できます。
ユーザーが撮った写真をアップして「ここの料理美味しかった!」と言えばダイレクトにユーザー視点の情報が伝わるから強いです。
検索もかけやすく、写真というわかりやすい結果が表示されますからね。
自撮りはちょっと私の理解を超えていますが・・・
まとめ
- グーグル検索は多様性ではなく、利便性を重視した。
- キュレーションメディアは今後も増えていく。
- 多様性を求めるのであれば、SNSを利用すること。
今後グーグル検索のシステムが強化され、面白さというファジーな部分までカバーしてくれる日が来るかもしれません。
そんな日を心待ちにしつつ、やはり最高の情報源は友人からの「これ面白いよ!」という情報なのでしょう。
筆者はバーチャルで生活したいので、バーチャルフレンド検索機能(仮)が欲しいですね!
そんな冗談?はさておき、最近インターネットつまらないなーと感じたらSNSに潜ってみましょう。
自分が知らないジャンルの人をフォローしていくと、新しい面白さが見つかるはずです。